~市内事業所を対象としたSDGs普及啓発ウェビナーを開催~
(4.質の高い教育をみんなに)
(9.産業と技術革新の基盤をつくろう)
10月25日、市役所コラボホールでSDGs普及啓発ウェビナーを開催しました。この講演会は市SDGs普及啓発実行委員会が主催。経営者などが会場に30人、オンラインに20人参加しました。
講師はSDGs推進コンサルタント(東邦産業株式会社代表取締役社長)の五十嵐悠介氏。自身でSDGsを軸とした就活イベントの企画・運営などに取り組むほか、各地で講演を行うなど精力的にSDGsの普及に努めています。
講演のテーマは、「Giveの精神で世界を変える~安全・安心な豊かさを次世代に残すために~」。持続可能なまちづくりを担うための事業所の在り方・考え方をお話していただきました。実際にSDGsの取組を行い、ビジネスが成功した事業所の事例などを紹介しながらSDGsについて分かりやすく解説しました。
講演目的:今年度、市はSDGsとゼロカーボン推進のため、事業所向けの普及啓発に特に力を入れています。「ゼロカーボンチャレンジ事業所制度」の創設や、事業所向けのSDGs出前講座など、それぞれの目標を達成するための取組を進めていて、今回はその一つとして講演会を開催しました。
講演趣旨:
[SDGsに取り組む理由]
世界がSDGsに取り組まなければならない理由として、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)があります。現状は資源の奪い合いとなっていて、社会を変えていくのがSDGsです。考え方を切り替えていく必要があり、環境と重ねていかないと、持続可能な経済活動ができません。
[SDGsは最強の経営ツール]
「自社の価値や武器、目指すべき理念を理解」
・自社が取り組むべき課題・やるべきことの発見
・課題を解決できる、社会貢献型の事業所の取組がSDGsとして評価されていく
[SDGsを実装した事業所の変化](一例)
・社員の意識が変わった
・社内の問題の自分事化ができる人が増えた
・取り組んでいる他社から声がかかるようになった
※SDGsのポイントである社会・経済・環境の三側面の調和について考える良い機会となりました!!
■ウェビナーに参加いただいた皆さんの声~SDGsの深化を実感~
※参加者アンケートの一部を掲載
・SDGsの行動を起こしボトムアップの感覚で自分を信じて、会社も巻き込んで進めていきたい
・きれいごとでも、嘘じゃなく言葉にしたからには現実に実践することで、社会と事業所の信頼関係や事業所価値が高まっていくのだなと思えた
・無自覚にやっていたことも、SDGsにつながる部分があることを、まず自覚・認識していきたい
・私の思いや行動によって、私自身も会社も世界も成長することが出来ると学んだ。次世代に残さなくてはいけないものを守り、新たに創りたいと思う
・なぜわざわざSDGsなのかが分からなかったが、やっと受け入れられた
■次回の普及啓発ウェビナーをご紹介~雪国でもできる!やろうよ太陽光発電!!~
(7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに)
(13.気候変動に具体的な対策を)
市SDGs普及啓発実行委員会では、雪国における太陽光発電設備の普及と再生可能エネルギーの利用促進を目的にSDGs視点での講演会を開催します。
講演内容はゼロカーボンに大きく貢献が期待でき、SDGsに結び付く実践事例の紹介や市の制度説明なども予定しています。事業所などの関係者のかたがただけではなく、市民の皆さんもぜひご参加ください。
日時:12月20日(水)14時~ ※質疑応答含め90分程度
会場:市役所1階 コラボホール
演題:「雪国型太陽光発電について~豪雪地・妙高から新たな挑戦~」
講師:太陽光生活研究所所長 高嶋健(たかしまたけし)氏
その他:参加費無料・要申込(会場定員50人、オンライン定員100人)
※申し込みは15日(金)までに電話(下記宛て)または申込専用フォーム(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)からお願いします
『市の補助制度(壁面斜め置き型太陽光発電)』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
問合せ:環境生活課 SDGs推進室(実行委員会事務局)
【電話】74-0033
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