このコーナーでは、妙高市消防団の活動を紹介するほか、自分の身は自分で守るという市民の皆さんの防災意識を高める情報をお伝えします。
■密着!新入団員365日
消防団員は、会社員や自営業者など仕事や学業を持ちながら地域の消防団に所属し消火や災害防御・救助活動などをする人のことを言います。消防団活動をしている間は、特別職の公務員です。新井方面隊のある分団に入団した団員Aさん(1年目)の365日を紹介します。
○年間の主な活動。
活動時間はどれくらいあるの?
(1)分団の定例活動 約36時間
・無線交信テスト(毎月1日)及び器具点検と警備(毎月1日と15日)(2)×12か月(当番制で全てと限らない)
・春の火災予防運動(4月)(5)
・秋の火災予防運動(11月)(5)
・さいの神の警備(1月)(2)
※()は今年の実施予定月
※()内の数字は活動時間
(2)行事や訓練 約20時間
・新入団員訓練(4月)(2)
・ポンプ診断(4月)(2)
・総合演習・操法大会(6月)(4)
・直結中継(ポンプ操作)訓練(9月)(4)
・市総合防災訓練(4)
・地区防災訓練(4)(地域により異なる)
(1)+(2)年間合計 約56時間
例示した行事や活動は新入団員が対象と想定されるものです。また時間は目安です。
このほか、火災や災害発生時の出動が必要となりますが、時間は、見込んでいません。
○活動の報酬はあるの?
報酬は年額で一定の金額が支払われます。入団1年目なら年報酬が3万6500円。このほかに火災や災害時に出動した際や上記のような活動をした場合に手当が支給されます。金額は、活動の内容によって1300~8000円の範囲で決まっています。
消防団の活動をインスタグラム(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)で紹介中
Aさん(新井方面隊X分団所属)
平成12年2月生まれ。令和6年4月にUターンして市内企業に入社。就職を機に生まれ育った地域の消防団に入団。期待を胸に消防団活動に取り組んでいます。
■あなたのチカラを消防団へ
消防団員を募集中。いつでも入団できます。
入団の条件は、市内に在住もしくは勤務している18歳以上のかたです。女性のかたも大歓迎です。
ご希望のかたは、お近くの消防団員または市役所総務課へお問い合わせください。
【電話】74-0002
■消防だより
◆春の火災予防運動実施中
4月7日まで県下一斉に「春の火災予防運動」を実施中。みんなで火災予防を徹底しましょう。
○住宅用火災警報器は大丈夫?
火災からの逃げ遅れを防ぐには、住宅用火災警報器の設置が有効です。警報器本体の寿命は、おおむね10年。あなたのお宅の警報器は電池が切れていませんか。作動するか定期的に点検しましょう。
○電気のコンセントやコードは大丈夫?
近年、電気による火災が増加しています。コンセント周りのほこりや、タコ足配線、コードが家具などの下敷きになっていないか確認しましょう。
■妙高市の火災・救急件数
妙高市の令和5年1月から12月までの火災件数は16件で、前年より10件増加となりました。また上越地域消防管内の火災は72件で前年より2件増加となりました。救急出動件数は前年より65件の増加、搬送人員も前年より62人の増加となっています。
(令和5年1月1日から12月31日まで)
普通救命講習会を定期的に開催しています。問い合わせは、新井消防署【電話】72-7119まで。[「消防だより」編集・発行:妙高市・妙高市消防団・新井消防署・頸南消防署]
[発行]妙高市消防団広報部
事務局…妙高市役所総務課危機管理室防災係
【電話】74・0002
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