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【SDGs通信】学校の取組に見るSDGs

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新潟県妙高市

■SDGsつばさプロジェクト~みんなで作り出す妙高小学校~
妙高小学校では、「仲間や学校や社会のために、自分から自分らしく行動する子どもを育てる」ことをねらいとして、「SDGsつばさプロジェクト」を行っています。
4~6年生の児童が主体となる活動で、学年を越えてチームを結成し、校内の交流を促進する取組です。基本的な活動は「つばさタイム」と位置付けた毎週月曜の昼休み後に実施しており、校内全学年を巻き込んでのイベントも開催されています。
4月22日にプロジェクトが立ち上がり、1学期は10のプロジェクトが実施されます。校長室前のイベントカレンダーには、これからさまざまなイベントが記入されていきます。
他校の委員会活動にあたるものですが、従来と異なる取組のため、先生も手法を探りながら後押ししています。
プロジェクトはSDGsを念頭に置き、「スポーツ活動」「水槽の手入れ」「図書館運営」「花・野菜の栽培」がテーマのものや「リサイクル」「ごみ拾い」といった環境に直接関係するもの、「イラスト制作」「手芸制作」「SDGsクイズ」「シャボン玉などの実験体験」などのユニークな体験プロジェクトを児童たちが悩みながら企画していました。児童がお互いに尊重し合い、パートナーシップで目標を達成しようという17の目標が根底に感じられる活動です。
最近は保護者の意識も変わり、PTAの委員会活動とプロジェクトの連動も検討されていて、学校発のSDGs活動の広まりが期待されます。

■コースターキット制作~体験から学ぶ総合支援学校~
牛乳パックを使った紙すきによる作品づくり、作品販売を実施してきた中学部の生徒たちが、手軽に紙すき体験ができる「コースターキット」を考え、作業学習の時間に廃棄予定のペットボトルキャップなどを利用してキットを作成しています。
牛乳パックのラミネートを除去し、溶けやすいよう処理した「コースターのもと」がセットになるため、年中園児くらいからは保護者といっしょに、中学年くらいからはひとりでも簡単に作ることができます。コースターは手すき特有のふわりとした感触に仕上がります。ごみをリメイクすることで、SDGsを身近に体感できます。キットは今後、販売も予定されていて、体験できるSDGs活動としての活用が期待されます。

市内の学校では、日々の学校生活の中でSDGsを実践しています。今回は2校に焦点をあて、その取組を紹介します。

問合せ:環境生活課 SDGs推進室
【電話】74-0033

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