平成27年9月に国連サミットで採択された「2030アジェンダ」と、その目標であるSDGsが定められてから9年、国内では約90%がその言葉を認知しているにもかかわらず、内容まで知る人は半数程度にとどまっていると言われています。一方で10代の子どもたちは、学校教育はもちろん、日常にSDGsがあふれ、他の世代と比べて内容を認知している割合が高いと言われています。SDGsの達成には私たち一人ひとりの力が必要不可欠です。今回は、「環境」・「社会」・「経済」に関連する17の目標から「社会」に関わりの深い8つの目標と私たちにできることをお伝えします。市や地域の事業やイベントへ参画し、自身でできる取組のきっかけを見つけましょう。
■[貧困をなくそう]あらゆる場所、あらゆる形態の貧困を終わらせよう
・地域のみんなで協力して助け合おう
・使わなくなった制服などを寄附しよう
・フェアトレード※の商品を購入しよう
※フェアトレード:公正・公平な取引を続けることで、発展途上国に不利益な取引をなくそうという取組
■[飢餓をゼロに]飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現しよう。持続可能な農業を促進しよう
・こども食堂の取組を知ろう
・妙高の郷土食について学んでみよう
・毎日食べる食品の産地や生産方法をチェックしよう
■[すべての人に健康と福祉を]あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、ウェルビーイング※な暮らしを促進しよう
・運動の習慣化を心がけて、病気を未然に防ごう
・健康診断、検診を定期的に受けよう
・地域のお年寄りを見守ろう
※ウェルビーイング:心身ともに健康で、かつ社会的にも満たされている状態
■[質の高い教育をみんなに]すべての人に包摂的であり、公正で公平な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進しよう
・市やボランティア団体が主催する講座や勉強会に参加してみよう
・図書館に行って日本や世界の現状について調べよう
・生きる力と郷土愛を育む「ほんもの教育」を推進しよう
■[ジェンダー平等を実現しよう]ジェンダー平等を達成し、女性や女児が不利な状況を変えていこう
・妙高市女性人材リストに登録してみませんか
・自分の好きなことにチャレンジしよう
・セクシャルマイノリティ(性的少数者)の理解を深めよう
■[エネルギーをみんなにそしてクリーンに] すべての人々に、安価で信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保しよう
・電気のオンオフ、コンセントを抜く
・再生可能エネルギーを活用する
・公共交通機関を利用し、運転時はアイドリングストップをしよう
■[住み続けられるまちづくりを] すべての人々が暮らしやすく、安全で強い持続可能な都市及び落ち着いた生活を実現しよう
・地域の共助活動に参加しよう
・雪や災害に強いまちづくりを目指そう
・地域の行事に参加しよう
■[平和と公正をすべての人に] 平和でだれもが受け入れられ、すべての人が法や制度で守られる社会をつくろう
・平和について学ぼう
・子どもたちをいじめや暴力から守ろう
・政治の役割について考えよう
■10月5日開催!みょうこうグッドライフフェア~IKAZUCHI2024~
見て・聴いて・気づく体験イベントの開催!
日時:10月5日(土)9~16時
会場:市文化ホール・新井総合コミュニティセンター・新井ふれあい会館
※ガス上下水道まつりも同日開催
ホームページ(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)随時更新中
■みょうこうゼロチャレ事業所を紹介(10件目) ※他の登録事業所は市HPへ
◆えちご上越農業協同組合新井支店 ※7月10日付で登録
支店内の光熱費の見える化を通じ、節約を意識した取組の実施、オフィス機器の省エネモード利用やペーパーレス化の推進を図り、省エネの取組を業務面、設備面ともに強化しています。また、水稲生産者へ温室効果ガスの排出削減・吸収の効果がある生産指導など、ゼロカーボンへの取組を組織内外で行っています。
○主な取組予定内容(重点チャレンジ項目)
照明器具をLEDに更新、空調設定温度の緩和、温水洗浄便座の節電機能活用、非営業時の事務所換気扇停止のほか、生産指導における効果的指導を実施。
◆みょうこうゼロチャレ事業所登録制度
二酸化炭素排出量削減や環境面に配慮した活動に取り組む「みょうこうゼロチャレ事業所」の登録を随時受付中。省エネ診断に基づく対策を実施することで、エネルギーコストの低減も期待できます。
問合せ:環境生活課 SDGs推進室
【電話】74-0033
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