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【新春特集】へぎそば屋×ラーメン屋×市長 新春座談会(2)

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新潟県小千谷市

◆へぎそば×ラーメン
市長:小千谷ではへぎそばとラーメンのコラボレーションイベント「おぢや麺フェス」が毎年開催されており、5回目となった今回も盛況のうちに幕を閉じましたね。毎年工夫を凝らし、市民のみなさんだけではなく、市外の方も楽しめるイベントとしてまちを盛り上げてくださいました。麺やようかさんも第1回から参加されていますが、今回の麺フェスはいかがでしたか?

覚張:今回は市内の高校生とコラボレーションして、雪をイメージしたラーメンを考案しました。高校生のアイデアをなるべく壊さないように表現するのが難しくて、私たちももっと技術を磨きたいなって、刺激をもらいました。

市長:高校生のイメージを見事に表現したすばらしいラーメンだったと思います。かまくらや雪だるまをじゃがいもと大根おろしで演出するのは大変だったのではないでしょうか。

覚張:そうですね。でも楽しかったです。ちなみに雪だるまの顔はスタッフさんにかわいくしてもらっていました。

◆「麺」でまちを元気に
市長:小千谷はラーメン激戦区といわれるほど多くのラーメン屋が立ち並び、暁天・勝龍さんも小千谷の人気ラーメン屋の一つとして、市内だけではなく、市外からのお客さんも大変多くいらっしゃると思います。みなさんの「ラーメン」でまちが元気になっていることをどのように感じていますか?

菊池:まちを元気にとか、ふだんはそんなに大きなことは考えていなくて、ただひたすらおいしいラーメンを作って、一人ひとりのお客さんの顔を見て、最高の一杯をお出しすることで精一杯です。「ちょっと疲れてる」と言いながら来たお客さんが、うちでラーメンを食べた後、元気になって帰る姿を見て「そんなふうに思ってくれているんだ」くらいな感じです(笑)。そういうことは肌で感じています。

市長:暁天・勝龍さんは「いらっしゃいませ」とか、掛け声もすごく元気ですよね。菊池さんはラーメンの味付けや商品開発にも深く携わっているとお聞きしました。

菊池:父が作り上げてきたものをさらに良くするために、いろいろと手を加えています。父には「もっとおいしくできる」とか、たまに面倒なことも言われますが、いつも教えてくれるのは父です。新しい味もそうですけど、父のこだわりを崩さない、そこの基本は忠実に守りながら、あとは兄たちがどのように表現して、お客さんに提供するかですね。

市長:細貝食品さんとして軸がしっかりしているんですね。お兄さんたちからもお父さんへのリスペクトを感じます。

菊池:みなさんご存じだと思いますが、本当に変わっている兄たちなので(笑)。でもそこは譲らないでくれていると思っています。

◆日々のやりがい
市長:みなさんは日頃、どのような思いでお店に立たれていますか?やりがいや感じていることを教えてください。

覚張:お客さんから「おいしい」「ありがとう」などの言葉をかけてもらえたときは本当にうれしいです。常にきれいな一杯をお出しできるように心がけています。

和田:お客さんが喜んでくださるのが私も一番うれしいですね。お客さんに来てよかったと思ってもらえるように、一人ひとりに心を込めておいしい一杯を作っています。

菊池:お客さんにおいしく食べてもらいたい、その思いはみんな一緒だと思います。それは工場でがんばっているスタッフも一緒で、仲間たちがあってこその一杯を、お客さんに間違いなくお届けする責任感を持ってお店に立っています。お客さんがおいしそうに食べている姿を見ると、「またがんばろう」って気持ちになれます。

市長:みなさん共通ですね。私たちも市民のみなさんからの感謝の言葉が励みになっています。

◆「麺」をもっと大きく
市長:最後に、みなさんの新年の抱負を教えてください。

菊池:う~ん…。お店だけじゃなくて、遠くの方にも元気なラーメンを届けられるような、そんなことができたらいいなと思います。

市長・和田・覚張:おぉ!

菊池:ちょっと待ってください、「できたらいいな」ですよ(笑)。でも新しいことには挑戦したいですね。

覚張:私たちも、市民のみなさんだけではなく、県外の方がうちのラーメンを目的に小千谷まで足を運んでくれるような、そんなラーメン屋を目指して日々がんばりたいです。

市長:味は間違いなくおいしいからね。和田さんいかがですか?

和田:抱負ではないかもしれませんが、このままお店を続けていけたらいいなと思っています。夫は、新しいメニューとか、いろいろと考えていることがあるみたいです。できる範囲の中で、夫のやりたいことを実現できるようサポートしていきたいです。

市長:私は「挑戦を応援するまち おぢや」を目指して市長に就任し、1年が経ちました。業種の垣根を越えて、みんなで一緒にいろいろなことに挑戦したいと思っています。
みなさん、最後に何か言い残したことはありませんか?

菊池:とにかく、兄たちには元気でまだまだ働いてもらうぞって感じです(笑)。肉体労働なので、健康に気を付けてほしいってことです。

市長:やっぱり、女性陣が支えているってことがよくわかりました!

和田:…。そうかもしれません。今日、実感しちゃいました(笑)

市長:みなさんのお店は小千谷にとって本当に大切な役割を担っていただいており、小千谷市民のソウルフードです。小千谷市民を元気にしてくださるみなさんに感謝を申し上げるとともに、今後のますますのご活躍を期待しています。これからも一緒にがんばっていきましょう!本日はありがとうございました。

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