■災害時にも便利なパッククッキング(2)
~切干大根の煮物~
中越大震災から20年。先月に引き続き今月も、災害時に便利なパッククッキングを紹介します。
災害時はいつもと違う環境やストレスなどで体調を崩しやすくなります。そんな時に、パッククッキングを活用して温かく栄養のある食事がとれると心身の健康につながります。切干大根を含む乾物は、栄養や旨味が凝縮されており、食物繊維やカルシウム、鉄などの栄養素が生の食材に比べて2~3倍にもなり、さらに長期保存できることが魅力です。ふだんの食事に活用しながら、いざという時の食の備えをしておくと安心ですね。
【材料】(1人分)
・切干大根(乾物)…10g
・さつまいも…40g
・人参…30g
・鶏肉(一口大)…1個
・めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1弱
・水…大さじ4
・にんにく(チューブ)…1cm
・片栗粉…適量
・耐熱性ポリ袋…1枚
【作り方】
(1)切干大根は水で戻して、軽く水を切る。さつまいもは皮付きのまま1cmの輪切り、人参は5mmの輪切りにする。
(2)ポリ袋に切干大根、めんつゆ、水、にんにくを入れて少しもむ。その後、人参、さつまいも、片栗粉をまぶした鶏肉を入れ、袋の空気をぬいて上の方で縛る。
(3)(2)を沸騰したお湯の中に入れて20分煮る。
(4)火を止めてそのまま5分おく。その後、袋の上を切って、皿に盛る。
【栄養価】(1人分)
・エネルギー…163kcal
・たんぱく質…7.4g
・脂質…4.6g
・炭水化物…26.3g
・食塩相当量…1.3g
【調理】
小千谷市食生活改善推進委員
問合せ:健康・子育て応援課 健康増進係
【電話】83-3640
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