フレイルは社会全体の病です。老若男女全ての市民の健康と幸せ無くして防げません。このコーナーでは、健康に役立つ情報を幅広くお届けします。
■歩きづらさを感じたら~介護予防教室の紹介~
福祉課 高齢福祉係
高齢に伴う筋力の低下による、自分で気づきやすいフレイルのサインの一つに「歩きづらさ(歩行能力の低下)」があります。
◆「歩きづらさ」は運動機能低下のサイン
国が定めた介護予防のための生活機能の中には、左記にあげる「運動器の機能」の質問が5項目あり、「運動機能低下にあてはまる状態」とは、そのうち3項目に該当した場合をさします。
・手すりや壁をつたわらないと階段を上れない
・椅子に座った状態から何かにつかまらないと立ち上がれない
・15分くらい続けて歩くことができない
・この1年間に転んだことがある
・転倒に対する不安が大きい
◆丈夫な足腰を保つための介護予防教室
市では、丈夫な足腰を保ち、運動機能を維持・向上させることを目的に「体しゃっきり教室」と「アクアチャレンジ教︱室」を実施しています。3か月間、全11回の短期集中コースで下肢の筋力、バランス能力の向上をめざします。また、筋力維持に大切な栄養やお口のケアなども学びます。
〇体しゃっきり教室
小千谷総合病院で、理学療法士による介護予防機器を使用した運動指導を実施します。
〇アクアチャレンジ教室
小千谷スイミングセンターで、水の浮力を利用して足腰の負担を軽減しながら、水中歩行やストレッチなどの体操を実施します。
主に市の健康診断などを受けていない75~84歳の方を対象に、生活機能調査を実施し、上記の「運動機能低下にあてはまる状態」の方に教室を案内しています。参加には、事前の聞き取りと医師による許可が必要です。教室の詳細については福祉課高齢福祉係(【電話】83-3517)までお問い合わせください。
問合せ:健康・子育て応援課 健康増進係
【電話】83-3640
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