■災害時にも便利なパッククッキング(1)
~大豆のトマトカレーライス~
中越大震災から20年。今月から3回にわたり、災害時に便利なパッククッキングを紹介します。
パッククッキングとは、食材と調味料を耐熱性ポリ袋に入れて口を閉じ、湯せんで加熱する調理法です。少ない調味料で味がしみ込みやすく、食材のうま味や栄養素を逃さないメリットがあります。また、洗い物も出さず、簡単に温かく栄養のある食事ができるため、災害時の調理法として注目されています。災害時だけでなく、アウトドアや平時の食事にも利用できます。
【材料】
◇ごはん(1人分)
・米…1/2カップ
・水…1/2カップ
・耐熱性ポリ袋…1枚
◇カレー(2人分)
・ミックスビーンズ缶(または大豆水煮)…1缶
・トマト缶…100g
・ツナ缶…小1缶
・コーン缶…30g
・水…30ミリリットル
・カレールウ…1かけ
・耐熱性ポリ袋…1枚
【作り方】
(1)米をポリ袋に入れ、分量の水を加える。袋の空気を抜いて上の方を縛り、約20分おく。
(2)別のポリ袋にカレーの材料を全て入れ、袋の空気を抜いて上の方を縛る。カレールウは、指で押しつぶすか細かく切っておくなどして溶けやすくする。
(3)(1)と(2)を沸騰したお湯の中に入れて20分煮る。
【ポイント】
・袋の空気をしっかり抜き、袋の上の方で縛る。
・袋に食材を入れすぎない。
・陶器の皿などを鍋底に1枚敷くと、袋が破ける心配が少ない。
・人参や玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜も一緒に調理可能。
【栄養価】(1人分)
・エネルギー…451kcal
・たんぱく質…14.9g
・脂質…8.7g
・炭水化物…76.1g
・食塩相当量…2.3g
【調理】
小千谷市食生活改善推進委員
問合せ:健康・子育て応援課 健康増進係
【電話】83-3640
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