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自治体の皆さまへ

≪特集≫確認しよう、防災対策。

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新潟県新潟市

災害はいつ起こるか分かりません。
今号では、水害や地震などの災害への備えを紹介します。

・いざというときのために備蓄をしなきゃ。
何をどのくらい揃えればいいのかな?
-さきこさん

・これから雨の季節。
私の家の周りは大丈夫かな?
-ちずなさん

・いつやってくるか分からない地震。
何か備えておけることってあるかな?
-まもるさん

・雨が強くなってきた。
避難所へはいつ行けばいいの?
-はやとくん

◆その疑問に答えます!
私が答えます
防災士 小野塚 智恵子さん

▽Q.これから雨の季節。私の家の周りは大丈夫かな?
→水害の危険性は「ハザードマップ」で確認しよう

ちずなさん!大雨のときに家の周りがどうなるか、事前に確認できますよ。
・「浸水ハザードマップ」で川の氾濫が始まるまでの浸水
・「洪水ハザードマップ」で氾濫した後の浸水

-ちずなさん
私の家は洪水ハザードマップでピンク色だ!川があふれる前に絶対避難しなきゃ!
指定避難所は…A高校かB小学校だね。

A高校に行くときは、!のマークの場所で道路が冠水しているかもしれないよ。安全に避難できるように、指定避難所までの移動経路も考えておこうね。天気のいい日に散歩しながら、避難ルートやふたのない側溝などの危険な場所を確認しておくことも大切です。

災害の危険性を中学校区ごとにまとめた「総合ハザードマップ」を新潟市ホームページに掲載しています。

▽Q.雨が強くなってきた。避難所へはいつ行けばいいの?
→「避難情報」を知って、避難するタイミングを考えよう

はやとくん!集中豪雨や台風の際に出る避難情報は、レベル分けされているんだよ。高齢者や小さいお子さんがいる家族など、避難に時間がかかる人は「警戒レベル3」が避難のタイミングだね。

地震・津波の場合、警戒レベルは出されません。
令和6年能登半島地震の影響により大雨警報などの発表基準が引き下げられました。詳しくは4面に掲載しています。

-はやとくん
僕はおばあちゃんと一緒に、警戒レベル3で避難しよう!

大雨のときは、避難情報をすぐ受け取れるようにテレビやスマートフォン・携帯電話をよく見るようにしよう。避難情報が出ていなくても、危ないと思ったら早めに避難してね。

▽Q.いざというときのために備蓄をしなきゃ。何をどのくらい揃えればいいのかな?
→普段使っているものが家庭用の備蓄品に!

さきこさん!自宅での避難生活には、下のものを備えておくと安心です。
3日分(可能なら7日分)の食料や水を用意しておきましょう。普段から少し多めに食料などを買い、使った分だけ新しく買い足していくローリングストックも有効です。

≪食品≫
※加熱不要なものがあると役に立ちます
(例)
・主食(レトルトご飯、麺など)
・缶詰
・レトルト食品
・飲料(水、野菜ジュースなど)
※水は1人1日3Lが目安

≪生活用品≫
(例)
・常備薬
・救急箱
・生理用品
・カセットコンロ・ガスボンベ
・ラジオ
・モバイルバッテリー
・懐中電灯
・乾電池
・携帯トイレ
・ごみ袋
・ティッシュペーパー
・トイレットペーパー
・ウエットティッシュ
※そのほか、生活習慣や健康状態、家族構成などに合わせて必要なものを準備

-さきこさん
普段食べている物が、備蓄品になるんですね。
買い物のついでに手軽に防災対策ができますね!

地震などが発生すると、急に避難所へ行かなければならない場合があります。非常用持ち出し品を準備しておきましょう。
リュックに入れておくなど、すぐ持ち出せるようにしておきましょう

≪非常持ち出し品の例≫
・ごみ袋
・衣類、おむつ
・懐中電灯、携帯ラジオ、電池
・水、食料、薬、お薬手帳、救急セット、生活用品
・携帯電話、モバイルバッテリー
・身分証明書、現金、通帳、印鑑 など

▽Q.いつやってくるか分からない地震。何か備えておけることってあるかな?
→まずは家具の固定を!

まもるさん!家具が転倒すると、けがをしたり逃げ道をふさがれたりしてしまうことがあります。家具の配置を工夫したり、固定したりしましょう。
寝ている時が一番無防備です。まずは寝室から対策をしてみましょう。

-まもるさん
寝室の次は、リビングの対策をしてみよう!

家具は、L字金具や支え棒などで固定し、2段重ねの場合はつなぎ目を金具で連結しておくといいですよ。
新潟市の支援制度もありますよ!

『耐震診断・耐震改修費用への補助』
昭和56年(1981年)5月31日以前に建てられた木造住宅は地震で倒壊しやすいことが分かっています。
市では耐震診断や耐震改修工事への補助を行っています。
※詳しくは新潟市ホームページに掲載

『家具転倒防止補助事業』
65歳以上の人のみの世帯・障がい者などが居住する世帯の住宅について、家具転倒防止工事を行う費用の一部を補助します。
※詳しくは新潟市ホームページに掲載

問い合わせ:建築行政課
(【電話】025-226-2841)

◆災害情報を入手しよう
災害時に適切な行動をするためには、正しい情報を素早く、確実に集めることが重要です。
新潟市では、災害発生時に避難情報などの防災情報を、さまざまな手段で発信します。いざというときにすぐ確認できるよう、事前に登録しておきましょう。

・新潟市LINE(ライン)公式アカウント
LINEのトーク画面下部にある「防災タブ」から、情報を探すことができます。

・にいがた防災メール

・新潟市危機管理防災局公式X(エックス)アカウント

◆6/16(日)全市一斉地震対応訓練
昭和39年の新潟地震の発生日時に合わせて、全市一斉地震対応訓練を行います。

▽13:02 地震対応訓練
身を守る行動を取る
地震が発生したら、まずはその場で身を守る行動を取りましょう。揺れが収まったら慌てずに火の始末をし、いつでも避難できるよう玄関のドアや窓ガラスを開けて避難経路を確保しましょう。

▽13:03 情報伝達訓練
避難情報をメールなどで一斉配信
実際の災害時と同じ方法で情報を配信します。自分がどのような手段で情報を受信できるか確認しましょう。
※緊急速報メール(エリアメール)で大きな音が鳴ります。

問い合わせ:危機対策課
(【電話】025-226-1146)

*****

問い合わせ:防災課
(【電話】025-226-1143)

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