夫婦はじめての育児を通じて、男女共同参画への理解を深めてもらおうと、区男女共同参画地域推進員が交流会を開催しました。11月26日に天寿園で、「夫婦一緒に子育てすることの大切さ」をテーマに、1歳未満の子どもを持つ家族を対象として企画。
講師の指田さんは「赤ちゃんのために良かれと思って夜泣きや看護をママに任せっきりにすると、子育ての比重が偏ってしまいます。曜日で当番制にするなどで、パートナーと子育てを共有する環境を作りましょう。そして辛いときにはお互いに労わり合うことを大切にして欲しいです」などと話し、参加者たちは熱心に聴講していました。
また、参加者は、区男女共同参画地域推進員で、「child happy life(チャイルドハッピーライフ)訪問ベビーマッサージin新潟」代表の佐々木さんより、赤ちゃんが気持ち良くなるベビーマッサージの手法を学びました。
交流会を心待ちにしていた男性は、「育児の輪の中に入り、お父さんたちと会話ができて嬉しいです。男女共同参画の講義から大切なことを学び、実際にベビーマッサージを夫婦で体験し、参加して良かったです。日々の育児の中でもコミュニケーションを大切に夫婦で子育てをしたいです」と話しました。
〔男女共同参画とは〕
市では、男女が、互いにその人権を尊重し、性別にかかわりなく個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会を目指し、各区に男女共同参画地域推進員を設置し、区民の意識啓発、理解促進のための取り組みを行っています。
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