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自治体の皆さまへ

読書の秋 本から広がる新しい世界!

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新潟県新潟市中央区

区内には、4つの図書館と2つの地区図書室があります。本を読んだり学習をしたり、一つの空間で思い思いの時間を過ごせるのが図書館の魅力です。秋といえば読書の秋。今号では、私設図書館を立ち上げて運営している人の取り組みと、市立図書館が行っているサービスを紹介します。

■【民営私設図書館】「みんなの小さな図書館 ひとハコBase」
中央区近江の笹出線沿いにあるひとハコBaseは、本棚ごとに本の所有者が違う「一箱本棚オーナー制度」を取り入れています。誰もが本棚のオーナーになることができ、本を借りることができます。

◆人と人とが刺激しあえる場所
書店員として長年勤めていた館長の佐藤清江さんを中心に、本でつながる人・こと・ものを楽しんでほしいと、2023年4月にこの場所を立ち上げました。「本を愛する本棚オーナーさんが多く、月に1回読書会など開催しています。本を借りに来る人、本棚オーナーが企画したイベントに参加する人、ふらりと来館する人、ごちゃ混ぜだからこそ起こる予測不可能なことを皆さん楽しんでくれています」と佐藤さんは話します。

・気軽に利用できる館内は、児童が待ち合わせ場所として利用することも。地域とのつながりが生まれています。
・小学生がオーナーの本棚。小さいスペースながら個性があふれています。

◆本のある居場所づくりを
パワフルな佐藤さんは、「ふらっと歩いて来られる図書館を今後もつくりたい。私のように、このような図書館をつくる仲間を増やしたい」と語ります。また「1年半の活動を通して、図書館にはコミュニティとして重要な役割があると感じています。これからも開かれた図書館として、何が起こるかわからない、予測不可能なワクワクした場所であり続けたいです」と今後の思いを熱く話してくれました。

◆みんなの小さな図書館 ひとハコBase
所在地:近江2
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:月曜日・金曜日
Instagram:みんなの小さな図書館【ひとハコBase】(新潟)(@hitohakobase)

■市立図書館の便利なサービスを知っていますか?
[図書館に出向かなくても、本を楽しむことができるサービスがあります。]
サービスの詳細は、図書館のホームページから確認してください。

(1)Book Pack(ブックパック)
自治会や企業、サークルなどグループ(団体)で本を借りることができる制度です。本は自分で選ぶことも、本を選ぶところから図書館司書にお任せすることもできます。

▽こんな団体が利用しています!
PTA、ひまわりクラブ、自治会、町内会、地域の茶の間、子ども食堂、ボランティアグループ、サークル

・喫茶スペースのある雑貨店
喫茶の時間をより楽しめるように、本や雑誌を活用。

(2)にいがた市電子図書館
パソコンやスマートフォン上で、約3,200冊の電子書籍と約270タイトルの電子雑誌を読むことができます。貸出期限が来ると自動的に返却されるので、返し忘れがありません。 一部の本では、文字サイズの変更や、音声読みあげをすることができます。

(3)在宅障がい者等図書サービス
市内在住で障がいなどのために図書館に出向くことが困難な人、市内の病院などに長期間入院・入所している人へ、宅配で図書館資料の貸出・返却をするサービスです。
・図書や雑誌のほか、CDやDVDも利用できます。

問い合わせ:ほんぽーと中央図書館
(【電話】246-7700)

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