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〔高志中等教育学校〕地域と学校パートナーシップ事業 未来につなぐ鳥屋野潟との共存

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新潟県新潟市中央区

高志中等教育学校では、協働性や創造性を伸ばしながら地域への愛着を育てるため、鳥屋野潟を学習資源として地域や行政と連携しながら環境保全活動を行っています。これは、地域の団体や企業とともに教育活動を行う「地域と学校パートナーシップ事業」の一環でもあります。今年度は、生徒会が中心となり活動してきました。
昨年9月には、区づくり事業「とやの物語」の実行委員会とともに8人の生徒が、福島潟のビオトープを視察。視察では、自然に囲まれた福島潟のビオトープを学び、市街地にある鳥屋野潟ではどんな水辺を造るべきか考えました。
その後、市内外の人に向けた環境保全活動のPRイベントや同校の恒例行事である清掃活動で校外の人と交流しながら魅力や課題を共有したほか、2月12日に開かれた「潟(かた)フェス2024」でこれまでの取り組みを市民に向けて発表。発表に参加した同校5年生の生徒は、「昔は水辺で遊べて市民が気軽に訪れる場だったと聞きました。発表では、昔のように自然を生かしながら鳥屋野潟に入れる環境を整備することで、人々の憩いの場、そして自然と共生する場になるといいと考えを示しました」と話していました。基調講演の講師からは、自分の気づいた課題解決に向けて体も頭も動かして、取り組みを続けてほしいと話がありました。
こうした講評を受けて、生徒は「清掃活動は鳥屋野潟をより良くするための土台だと思うので次世代にも受け継いでいきつつ、活動を通してできた学校外の人とのつながりを大切に、今後も一緒にできることを考えていきたいです」と活動の継続と発展を話していました。

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