昨年6月28日から7月16日に梅雨前線の停滞により、全国的に大雨が降りました。大分県、佐賀県、福岡県では1200ミリを超える降水量を記録し、北海道・東北・山陰・九州北部地方で7月の月降水量の2倍を超えた地点もあります。
これから雨の降る日が多くなります。予測できない災害だからこそ、日頃から十分に備えましょう。
◆避難をするときは
避難した場所が安全でなければ、避難する意味がありません。状況を確認し、適切な場所へ避難しましょう。
▽どこに避難すればいいの?
・避難所
・安全な親戚、知人宅
・安全なホテル、旅館
・屋内安全確保
→避難せず自宅で身を守るには、以下の「3つの条件」の確保が必須です
・ハザードマップで印(本紙参照)がついている地域(家屋倒壊等氾濫想定区域)の外に家がある≪詳しくは市報にいがた2面へ≫
・2階など、浸水する深さよりも高い居室に避難できる
・水や食料が十分にあり、水が引くまで生活できる
自分の家は安全かな?
マップを見て確認しよう
◆水害から避難しよう
・ヘルメットなどで頭を保護
・足元を確認するための傘や杖
・両手が空くリュックで[非常用グッズは最小限にして移動の負担を減らそう]
・けがを防ぐために長袖長ズボン
・履き慣れたスニーカー[長靴は水が入ると動きにくいためNG]
「明るいうち」「冠水前」に避難を完了しよう
単独行動は危険です。できるだけ2人以上で行動しましょう。
[!]水が膝の高さ(50cm)を超える場所には入らない
浸水の深さが50cm程度になると成人男性でも歩くのが難しくなります。また、車は10cmでブレーキが効きにくくなり、30cmでエンジン停止、50cm以上で車体が浮いて流されてしまいます。
◆「避難行動要支援者支援制度」を活用してください
避難のときに支援が必要な人の名簿を作成し、地域での助け合いに役立てています。名簿の登録を希望する人は問い合わせてください。
登録対象となる人:
・高齢者(75歳以上)の人
・要介護認定3以上の人
・身体障害者手帳1・2級、療育手帳Aを持っている人
・自ら避難することが困難で、避難の支援を希望する人
作成した名簿は、自治会や町内会、自主防災組織など地域の支援者、公的機関、民生委員などに提供されます。
問い合わせ:健康福祉課
【電話】372-6302
◆新潟県公式 新潟県防災ナビ
位置情報を利用し、自分がいる場所のリスク確認や最寄りの避難所をチェックできます。
◆知っていますか?「一日前プロジェクト」
「災害の一日前に戻れたら、あなたは何をしますか」をテーマに、被災した人へインタビューし、そのエピソードをまとめています。
◆南区指定避難所一覧(47施設)
令和6年4月1日現在
※4月から古川保育園が指定解除となりました
◯:開設する
×:開設しない
自治会・町内会で推奨避難所を定めている場合があるのであらかじめ確認しておきましょう
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問い合わせ:地域総務課
【電話】372-6431
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