消防署では隊員たちが24時間365日、市民の生命・身体・財産を災害から守るために待機し、火災や救助の要請があれば昼夜を問わず出動します。そのため、朝から翌朝まで、いつでも出動できるよう交替勤務をしています。
◆1日がスタート 8:30~ 勤務交替・引き継ぎ
8:30には完全に当日勤務の人が仕事を開始できるよう、引き継ぎを行います。
・情報を共有することが重要!しっかりと引き継ぎをします。
◆8:40~ 車両・資機材点検
毎日各隊員は、使用する車両と資機材の点検を行います。どんな災害にも迅速に対応できるよう、準備を怠りません。
◆9:00
▽訓練(1)南区内で119番通報があった!と想定した訓練
指令が入り、出動するまでの訓練を毎日実施しています。
・「消防指令管制センター」から指令が入ると隊員は、まず現場の位置を確認します。
・現場の位置を確認したら、素早く出動に向けた行動をとります。
・時間との戦い!支度をスムーズにすることが必須です。
・出動までの時間は56秒!1分を切ることが目標です。
▽訓練(2)消火栓へ迅速にホースをつなぐ訓練
各隊員が自分たちの技術を磨くため、日々訓練を実施しています。
・火災発生!迅速に消火活動ができるよう、迷いない動きが必須です。
・重いホースを取り出し、消火栓に確実につなげます!
◆午前中(車両・資機材点検後)~午後(16:00まで)
現場に出動するだけが仕事ではありません。
日々のトレーニングや訓練はもちろんのこと、事務仕事、その他にも重要な仕事をしています。災害防止のための啓発活動となる「防災教室」の開催や職場体験の受け入れ、そして6月の南区特有の大きな仕事として「白根大凧合戦」会場での巡回と119番要請への対応などがあります。
▽保育園での防災教室
臼井保育園で防災教室を開催!
この日は手持ち花火をする際の注意点を学び、最後に〇×クイズをしました。
・消防服を着て、ちょっと消防士さん気分を♪
子どもたちから「これは何するの?」などたくさんの質問が!隊員は、ひとつひとつ丁寧に説明をしていました。
▽中学生の職場体験
隊員は、いつ起こるか分からない「いざ」という時に、命を助ける行動ができるよう手本を見せながら教えていました。
・この日は、白根北中学校の2年生9人が職場体験をしていました!
▽白根大凧合戦
今年の凧合戦期間中の救急出動は8件。会場に待機することで、短時間で対応することができます。
・救急・消防車両と一緒に隊員たちは会場に待機し、会場の巡回もします!
◆12:00~13:00 昼食・休憩
昼食は麺類が多く、その中でも汁に麺をつけて食べる「つけ麺」が主流。食べている途中に出動要請が入っても、麺が伸びず戻ってきてからでも食べることができるからです!
・おいしそう
隊員が作ってるんだよ
◆16:00~ 車両点検
◆17:15~ 事務仕事
◆18:00~ 夕食・休憩・清掃
◆20:00~ 車両点検
◆20:30~ 仮眠・起き番体制
2時間交代で仮眠をとります。
・2時間って私のお昼寝くらい。。。
不眠不休に近い状況で私たちの生活を守ってくれているんだよね!
◆7:00 起床
◆7:30~ 車両整備・車両点検
◆8:15~ ミーティング
◆8:30 勤務交替
災害から私たちの暮らしを守るため、途切れることのない勤務体制で365日頑張っています!
-毎日ありがとうございます!
◆み~つけた♪
『スッと足を入れ パッと履く!』
出動指令が入ると隊員は、靴を履く、防火衣のズボン・上着・ヘルメットを着用するなど出動するまでの支度の工程はいくつもあります。
その中で1秒でも早く現場に向かうことができるよう、時間短縮のための工夫がされていました!
・靴にズボンをかぶせておく!
靴に「スッ」と足を入れて「パッ」とズボンを上げれば一気に履けます♪
時間短縮を考えての工夫!
よく考えたよね~
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