Q.災害時には、なぜ2次避難する必要があるの?
A.大規模災害時には、災害による直接的な原因で亡くなる方より、避難生活で体調を崩して亡くなられる災害関連死の方が多いといわれています。
昨今の災害対応では、仮設住宅などへ入居が始まるまでの間、災害関連死を防ぐとともに当面の落ち着いた生活環境を確保するために、被災者の方に被災地外の避難所(ホテル・旅館・民泊など)に一時的に移ってもらう2次避難を推奨しています。
生活を立て直すための2次避難を選択する人がいる一方、住み慣れた土地を離れ家族や親戚とのつながりを絶たれることの不安から、被災地に留まる方も少なくありません。
長期的な避難生活が予想される場合は、時には勇気を出して一時的に被災地を離れ、体調を整えることが必要となります。
災害時は、体調にあわせて2次避難を検討してみましょう。
◆CHECK
・大規模災害時には直接死より災害関連死の方が多い
・2次避難とは被災地外のホテルや旅館などに避難すること
・長期避難が予想される場合、2次避難先で体調を整える
問い合わせ:地域総務課
【電話】025-382-4526
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