■米で作る市指定ごみ袋!? 原料となる米を潟東小児童が収穫
米を原料とするバイオマスプラスチックを使用した市指定ごみ袋の導入に向けて、9月8日(金)に潟東地区で資源米(非食用米)の収穫が行われました。
潟東小学校5年生38人が参加し、手刈りやコンバインによる稲刈りを体験しました。参加した児童からは「コンバインに乗ったのは初めてでワクワクした」「自分たちが収穫したお米がごみ袋になるのが楽しみ」などの感想がありました。
市内で生産された米から市指定ごみ袋を製造する取り組みは、全国初となります。今年度20リットルサイズのごみ袋を製造し、各販売店を通じて購入いただけるのは、来年春ごろを予定しています。
■潟東・中之口中学校合同バンドが西関東吹奏楽コンクールで金賞を受賞
9月9日(土)に山梨県で行われた第29回西関東吹奏楽コンクール(中学生Bの部)に、潟東中学校と中之口中学校の合同バンドが出場し、金賞を受賞しました。合同バンドが本県代表として金賞を受賞したのは初めてです。
部員の人数不足に悩んでいた各校が手を取り、コンクールに向けて3月から合同練習を始めました。平日は各校で練習し、週末は保護者の送迎で、いずれかの学校に集まり練習を重ねたと言います。合同練習が始まった当初は、部員から不安の声が挙がっていたそうですが、「週末に質の高い合同練習ができるよう、平日は集中して練習をした。次第に音がまとまっていくのを感じて合同練習が楽しくなっていった」と潟東中学校部長、笠原瑛人さんは語っていました。
コンクールの規定により、上位に入っても次のコンクールに進めないため、コンクール当日は部員全員が「このメンバーで演奏するのは最後」と思い、感情を込めて演奏したと言います。中之口中学校部長、大澤多由さんはこの半年を振り返り、「例年とは違う環境での練習だったが、成果が出てすごく嬉しい。各校で切磋琢磨しながら練習でき、合同バンドならではの良さを感じることができた」と語っていました。
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