◆潟東小学校6年生が収穫した米が市指定ごみ袋へ
本市は、2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を目指し、バイオマスプラスチックの利用を推進しています。その取り組みの一環で、市内で生産された米(非食用米)から製造された市指定ごみ袋の販売が、4月中旬から始まりました。この取り組みは全国初です。ごみ袋の原料には米が10パーセント使われており、20リットルサイズが500万枚製造されました。米の一部は、昨年9月に潟東小学校の5年生(現在6年生)が収穫したものです。
4月16日(火)に同校6年生に向け、完成したごみ袋のお披露目と出前授業が行われ、中原市長は児童に「このごみ袋を使って二酸化炭素の排出量を減らすことに協力してほしい」と呼びかけました。完成したごみ袋を実際に手にした児童からは、「通常のごみ袋と違い、少しザラザラしている。米の香ばしい香りがする」「このごみ袋で環境が良くなると嬉しい。家で使うのが楽しみ」などの声がありました。
ごみ袋の持ち手部分は稲穂がデザインされており、このごみ袋を使うことによる効果などが書かれています。
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