障がいのある人もない人も、お互いに支え合う社会。その実現のためには、さまざまな障がいがあることを知ることが第一歩です。障がいを正しく知り「自分にできること」を見つけてみましょう。
■[身体障がい]視覚障がい
目が見えない、または見えにくい障がいです。
接するときは…できるだけ声に出して、物事を伝えるようにしましょう。
■[身体障がい]聴覚障がい
耳が聞こえない、または聞こえにくい障がいです。
接するときは…ゆっくり、はっきり口元が見えるように対面で話すようにしましょう。手話や筆談などでもコミュニケーションが取れます。
■[身体障がい]音声・言語障がい
発音が不明瞭、話すときに詰まったり繰り返すことがあるなど、話し言葉でのコミュニケーションが円滑に進まないことがあります。
接するときは…相手が伝えようとしているときは、ゆったりとした気持ちで待ちましょう。先回りして話さないことも大切です。
■[身体障がい]内部障がい
心臓や腎臓、ぼうこう・直腸、呼吸器など体の内部機能の障がいです。疲れやすい、長時間立つことが困難など、障がいにより状況はさまざまです。
接するときは…障がいの状況に合わせた配慮をしましょう。
■知的障がい
生活に関わる能力の発達に支障が出ている状態で、特徴の現れ方には個人差があります。
接するときは:できるだけ短い言葉で、ゆっくり、繰り返し伝えるようにしましょう。
■[身体障がい]肢体不自由
手や足など体の一部の不自由、または全身まひや欠損がある障がいです。
接するときは…本人のペースに合わせて見守り、必要とする部分を手伝いましょう。
■精神障がい・発達障がい
心の病気や脳機能の障がいなどによって、日常生活や社会生活のしづらさがあります。
接するときは…コミュニケーションを苦手とする場合もあるので、その人に合った接し方が必要です。
■知っていますか?ヘルプマーク・ヘルプカード
外見からは分からなくても、障がいなどがあり、援助や配慮を必要としている人がいます。ヘルプマークは周囲の人に「援助が必要なこと」を知らせることで、助けてもらいやすくなるように作成されました。
ヘルプマークを見かけたときは、思いやりのある行動をお願いします。この他、障がいのある人などが、いざという時に必要な支援や配慮を記入し、周囲の人にお願いするための「ヘルプカード」もあります。
※マークの詳細は、本紙またはPDF版11ページをご覧ください。
問合せ:福祉課
【電話】21-2299【FAX】21-1315
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