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エネルギーのまち、柏崎の挑戦

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新潟県柏崎市

環境も経済も持続可能な「脱炭素のまち」になるために

■エネルギーのまちの新たな歩み
市はこれまで、石油産業や原子力産業のエネルギーのまちとして成長・発展してきました。そして今、日常の中で当たり前に脱炭素エネルギーが使えるようなまちを目指し、新たな歩みを進めています。

●Q.なぜ「脱炭素のまち」を目指すの?
▽脱炭素エネルギー(※1)で環境と経済の問題を解決したいから
環境の問題:二酸化炭素などの温室効果ガスの影響で、深刻化する地球温暖化。この状況が続くと、災害のリスクや熱中症などの健康被害の増大など、大きな影響を受けることに。
経済の問題:環境に配慮されているかどうかが、商品やサービスを選ぶ基準になってきている。地域産業の競争力強化のためには、カーボンニュートラル(※2)の取り組みが必要。

▽安く安定して脱炭素エネルギーの電力を使えると
⇒温室効果ガスを、無理なく削減できる
⇒産業の誘致や、創出がしやすい
⇒地域産業のカーボンニュートラルにつながる

(※1)脱炭素エネルギー…太陽光、風力、水力などから生み出されたエネルギーのこと。発電時などに二酸化炭素を排出しません。
(※2)カーボンニュートラル…二酸化炭素などの温室効果ガスの「排出量」から、植林・森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。

■地域エネルギー会社柏崎あい・あーるエナジー(株)
脱炭素エネルギーを使うためには、そのエネルギーを供給する存在が必要です。そこで、市内に優先的に脱炭素エネルギーを供給する「地域エネルギー会社」を市と民間事業者が共同で設立しました。
地域エネルギー会社「柏崎あい・あーるエナジー(株)」は、市内外から脱炭素電力を集めて市内の公共施設などにその電力を販売しています。

▽柏崎あい・あーるエナジー株式会社
KASHIWAZAKI Ideal and Realistic Energy,Inc
Ideal=理想的な
Realistic=現実的な

■脱炭素のまちに向けた第一歩!自前の太陽光発電所を建設
長年活用していなかった市有地に、市所有の太陽光発電所を建設。昨年8月1日から営業運転しています。
・鯨波太陽光発電所
・西長鳥太陽光発電所

■発電した脱炭素の電力は、小・中学校など市内37の公共施設へ
市と柏崎あい・あーるエナジー(株)は、太陽光発電設備や蓄電池設備の導入を進め、市内事業所などにも脱炭素電力を供給できるように準備を進めていきます。
環境も経済も持続可能な社会を未来に残したい。「脱炭素のまち柏崎」に向けた歩みは、これからも続きます。

問合せ:電源エネルギー戦略室
【電話】21-2324【FAX】23-5116

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