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柏崎の大学によるChance!Challenge!Change!

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新潟県柏崎市

■CASE No.51 新潟工科大学
安全なメタバースを教育現場に。チャレンジする価値は無限大!

●[KEY PERSON]新潟工科大学 インタラクティブICT研究室 教授 山岸芳夫(やまぎしよしお)さん
VR(仮想現実)技術やAR(拡張現実)技術を用いてつくられる「メタバース(仮想空間)」。山岸芳夫教授は、そんなメタバースの世界で教育を学ぶことができる教材を、研究・開発しています。

▽メタバースの様々な可能性を教育現場に広げたい
現実世界では時に危険が伴う火や劇薬を扱う実験も、メタバースを活用したオンライン授業なら、安全な教育環境でシミュレートでき、快適に学習することが可能になります。
山岸教授のもとで学ぶ学生たちは、利用者がアバターとなって日本の伝統色を学べる教材や、音楽の基礎知識を学べるゲームの開発など、「現実」という制限を超えた幅広い発想で、様々なものづくりに取り組んでいます。人に教える立場で勉強し、知識を深められることが、研究室の魅力のひとつです。
「ワールドワイドウェブ(インターネット)のシステムは、実は物理の研究者たちによって開発されています。私も大学院まで物理を専攻していて、インターネットの現場を最先端で見てきました。世界中の論文がクリック一つで見られた時には感動しましたね。卒業後は情報分野の教員になったのですが、その時に今の研究につながる『情報+教育』の分野が生まれました」

▽問題や課題を柔軟に解決できる発想力が大切
山岸教授は、過去に勤務していた大学でパソコンを組み立てる授業を行った際、予算の都合で5人に1台程度の材料しか用意できなかったことがあったといいます。
「5人に1台分ですから、どうしても作業ができない学生が出てしまうのです。そんな時、学生自ら『VRでPCを組み立てることができるのではないか』と、システムを開発しました。その学生の発想は評価され、国際会議の場で優秀賞をいただきました。
工科大学の学生たちも、何か問題や課題にぶつかった時、柔軟に解決できる力を学生時代に身につけてほしいと思います」
VR技術は、「発想次第でどんな人にも応用ができる技術」だと山岸教授は言います。学生たちの自由な発想が、未来の教育を変えてくれるかもしれません。

●[MESSAGE]市民のみなさんにひとこと
私はインターネットの進歩を見てきた、生き証人の一人だと思います。インターネットやVRに興味がある方は、気軽に相談してください。

■新潟産業大学からお知らせ
令和6年度 科目等履修生を募集

入学資格:
・工学部…高等学校・中等教育学校を卒業した方、またはこれと同等以上の学力がある方
・大学院工学研究科…大学を卒業した方、またはこれと同等以上の学力がある方
出願期間:
・前期入学(4月1日~)…2月29日(木)まで
・後期入学(9月下旬~)…8月30日(金)まで
授業料:1単位2万円×単位数※テキスト代などにかかる費用は自己負担
出願手続:出願期間中に次を直接または郵送で新潟工科大学学務課(〒945-1195 藤橋1719)へ
(1)入学願書(大学指定用紙)
(2)履歴書
(3)医師の健康診断証明書
(4)最終出身学校の卒業証明書と学業成績証明書
(5)検定料5千円(指定口座へ振込)

問合わせ先:学務課
【電話】0257-22-8101

■新潟工科大学からお知らせ
韓国 東新大学との連携協定締結式が行われました

11月27日(月)、韓国東新大学と本学との交流基本協定に関する調印式が行われ、李周禧(イジュヒ)総長(写真・左)と梅比良眞史学長が協定書に調印しました。
本学では韓国語や韓国の文化事情に関する授業科目を開講しており、学生の留学環境の充実を図るため協定締結をお願いしたところ、快く引き受けていただきました。
今後はこの協定に基づき、交換留学生の相互派遣や教育・研究を通じた国際交流の推進を目指します。また学生間交流に留まらず、教職員の交流も行う予定です。

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※この紙面はスタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。

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