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自治体の皆さまへ

未来につなぐ!運動習慣(1)

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新潟県柏崎市

■健康寿命と運動習慣
新潟県民の健康寿命と平均寿命の差は、男性が9年、女性が12年あります(健康にいがた21(第3次))。これは、生活の中で介護を受けるなど、誰かの手を借りる必要がある期間です。
自分のことを自分でできる「健康寿命」を延ばすためには、運動、食事、社会参加が重要だと言われています。特に運動は、1回30分、週2回、1年以上続ける「運動習慣」を身に付けることが推奨されています。
整形外科医の津吉秀樹さんに運動習慣の効果を教えていただきました。

●津吉秀樹さん 整形外科医
骨粗しょう症や二次骨折予防に尽力。今年5月、市内につよしクリニックを開院予定。

▽Q1 どうして運動習慣が大切なのですか?
A:診療していると、家庭の畑仕事などで体を動かしている人や、運動習慣がある人は元気な方が多いと感じます。年を重ねていくほど運動習慣の効果は高くなります。体だけでなく、心の健康にもつながります。

▽Q2 運動を「習慣」にすることが難しいです…
A:まずは、自分がやる気を出せる「目的」を見つけましょう。運動することに対してポジティブになり、継続できるようになります。目的を持ちにくい方は、家族や仲間など、チームで支えることが大切です。

▽Q3 仕事で体を動かしていますが、運動が必要ですか?
A:トータルバランスを考えると運動を追加することは必要です。コツコツ貯筋体操(以下、コツコツ)のように体全体を動かせると良いですね。まずは、自分の生活や運動の状況を把握してみましょう。

▽Q4 コツコツ貯筋体操の良いところを教えてください
A:セラバンドで強度を変えられるなど、自分の体に合わせてできるところです。私も会場で体験しましたが、さまざまな世代の人が集まって話をするなど、脳の活性化や心の充実にもつながっていると感じました。

■コツコツ貯筋体操で運動習慣!
●[インタビュー]長谷川早苗さん
高齢者運動サポーター副会長
仕事をしながら、高齢者運動サポーターとして活躍。

▽コツコツをやっていて感じることはありますか?
いろいろなスポーツをやってきましたが、50 代で椎間板ヘルニアになりました。歩くのも大変だったのですが、コツコツをやっていると痛みもしびれも気にならなくなりました。「足が細くなった」と褒められることもあり、健康的にダイエットができました。コツコツは楽しく続けられるし、続けることで良さが分かります。コツコツをしているからこそ、働き続けられているとも思います。私が参加している会場では、毎回20 人近くの方が参加しています。皆さんと元気に体操をできることが、自分の張り合いになっています。

▽高齢者運動サポーターの良さはどんなところですか?
いろいろな人と話ができること、研修会などで新たな知識が身に付くところです。地域の方の役に立ちたいと思ったのがきっかけで申し込みましたが「人との関わりが、自分の成長につながっている」と感じることが多いです。ぜひ、多くの方に仲間になってほしいです。

●どなたでも利用できます[コツコツ貯筋体操センター]
1日4回、体操動画を見ながら体操を行っています。月1回の「みになる講座」では、健康講座や各種体操などをしています。

フォンジェ2階(東本町1-15-5)
【電話】22-6537
休:土・日曜、祝日
時間:10:00~16:00

▽自分と地域の健康を支える 高齢者運動サポーター養成研修
日時(全5回):
・6月4日(火)・12日(水)・21日(金)・27日(木)13:30~16:00
・7月8日(月)9:30~11:30
場所:市役所1階多目的室
対象:次の全てを満たす方
・5回全て受講できる
・受講後、月1回以上の活動ができる
申し込み:5月17日(金)までに、二次元コード(本紙参照)または電話・ファクス・はがき(住所・氏名・ふりがな・生年月日・電話番号を記入)で、介護高齢課へ。

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