■なぜ、パパの育児休業が必要?
▽家族の絆が深まる
・出産後にパパがまとまった育休を取得して家事や育児をすることで、ママの負担が減り、産後うつの予防が期待できる
・子どもの成長をすぐそばで見守ることで、子どもとより深い信頼関係を築くことができる
▽仕事にも好影響!
・育児を通して人脈や視野が広がる
・対応力やタイムマネジメント力が向上し、効率的な働き方が身に付く
・ママのスムーズな職場復帰につながる
育児休業:原則、子どもが1歳(最長2歳)に達するまで取得できます。分割して2回取得可能です。
産後パパ育休(出生時育児休業):育児休業とは別に、子の出生後8週間以内に4週間まで取得できます。分割して2回取得可能です。
■育休中の経済的支援
雇用保険に加入している場合、一定の条件を満たすと出生児育児休業給付金や育児休業給付金の支給を受けることができます。
▽給付金の支給と社会保険料の免除で8手取り収入の約割がカバーされます
●[市独自!]育児休業奨励金
子ども1人につき、上限15万円
▽産後パパ育休を取得[10万円]
通算14日以上
▽育児休業を取得[15万円]
子の出生後8週間以内に開始し、連続28日以上
▽育児休業を取得[5万円]
連続14日以上
▽産後パパ育休を取得[3万円]
小規模企業者(※)に勤務し、連続3日以上
申請:職場復帰日の1カ月後から1カ月以内に、奨励金の申請手続きをしてください。マイナンバーカードをお持ちの方は、オンラインでも申請できます。
対象:次の全てに当てはまる方
・柏崎市に住所がある
・市内の中小企業などに勤務している
・市税の滞納がない
・市の広報活動に協力できる
※従業員数が20人(商業またはサービス業は5人)以下の事業者
■子育ての楽しさ・大変さを夫婦で共有
●[子育て家族インタビュー]晴久くんfamily
▽晴久(はるく)くん
1歳11カ月(取材当時)。
電車のおもちゃが大好き!
おしゃべり上手な男の子。
▽恭三(きょうぞう)パパ
市内企業に勤務。
晴久くんが1歳になった頃から育休を取得している。
▽友美(ともみ)ママ
市内企業に勤務。現在育休中。晴久くんをいつも温かい眼差しで見つめている。
今回お話を聞いたのは市内に住む「晴久くんファミリー」。父・恭三さん、母・友美さん共に育休中です。
家事・育児の分担状況を聞くと「分担は決めていないんです」と恭三さん。友美さんも「息子がその時遊びたい相手がパパだったりママだったり変わるので、家事はできる方がしています」と柔軟に対応しているようです。
子どもが生まれてから急に家事を始めてもなかなかスムーズにできません。一人暮らしをしていたこともあり、家事をやるのは苦ではないという恭三さんは「普段からどんな家事があるかなど、興味や関心を持つことが大切」と話します。
友美さんは、育児が大変だと感じることがあまりないそうで「2人で育休を取っているのも、そう感じる理由の一つかもしれないです」と振り返ります。
恭三さんも育休を取ったからこそ育児や家事を深く理解できたそうです。
「働いていたら子どもと一緒に過ごすのは基本的に休日だけ。毎日一緒にいて、大変なことも身をもって感じることができたのが、育休を取得してよかったと思える一番の理由です」
友美さんは2人一緒に育休を取ることで、お互いが1人の時間を作りやすいとも話します。
「パパは、息子がお昼寝中に趣味の散歩に出かけています。私は友達に会ってリフレッシュすることも。でも、一番のリフレッシュ方法は、息子の寝顔を見ながら甘いものを食べることですね」
▽はるくくんのある1日の過ごし方
AM:
・パパと一緒に子育て支援室へ
・おうちで昼食お昼寝
PM:パパとママと3人で元気館ジャングルキッズへ
問合せ:商業観光課
【電話】21-2335【FAX】22-5904
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