痴娯(ちご)の家(や)、黒船館、藍民芸館の三館で構成される柏崎コレクションビレッジは、昭和初期を中心に活動した地元収集家による貴重な収蔵品を展示しています。
江戸末期に高級織物である縮布(ちぢみぬの)の行商で栄えた柏崎は、全国各地から貴重な収集品が集まり、独特の文化が根付くようになりました。秋季限定で開催するワークショップでは、収蔵品を見て、触れて、作ることで柏崎のコレクション文化を身近に感じることができます。
住所:青海川181
開館時間:9:30~17:00(11月は16:30閉館)
休館日:水曜
入館料:【各館】
・高校生以上500円
・小・中学生300円
3館セット券がお得!
・高校生以上1,300円
・小・中学生750円
■ワークショップ
全て別途入館料が必要です。記載がない体験は、参加無料です。
申し込み:申込期限までに電話で各施設へ。
●痴娯の家
▽土器を触ってドッキどき!
普段触れない土器を間近で見て、その時代を感じましょう。
日時:10月12日(土)・13日(日)9:30~正午
▽縄文土器の拓本しおりを作っちゃおう!
好きな柄の縄文土器を選び、写し取ってしおりを作ります。
日時:10月12日(土)・13日(日)9:30~10:30、11:00~正午
定員:各回5人(先着)
参加料:100円
申込期限:10月8日(火)
▽縄文土器チョコを作っちゃおう!
縄文土器から作ったオリジナルの型で、食べられる縄文土器を作ります。
日時:11月4日(月)(振休)10:00~11:30
定員:10人(先着)
参加料:500円
申込期限:10月28日(月)
問合せ:痴娯の家
【電話】22-0777【FAX】22-1211
●黒船館
▽火縄銃を持ってみよう!
本物の火縄銃(黒船館所蔵)を実際に持って記念撮影ができます。
(持っていいの!?)
日時:
・9月21日(土)~23日(月)(振休)・27日(金)~29日(日)
・10月12日(土)~14日(月)(祝)10:00~16:00
(館内の特大火縄銃と撮影)
問合せ:黒船館
【電話・FAX】21-1188
●藍民芸館
(和布を使って小物作り!)
▽(1)和布の針刺し作り
日時:9月23日(月)(振休)、10月18日(金)10:00~11:30
参加料:1個700円
▽(2)和布のアクセサリー作り
日時:10月11日(金)・25日(金)10:00~11:30
参加料:1個300円
▽(3)いなせな半纏(はんてん)着てみよう
昔の粋な半纏を着て記念撮影ができます。
(1)(2)共通
定員:各回6人(先着)
申込期限:開催日の3日前まで
問合せ:藍民芸館
【電話・FAX】21-1199
■おすすめの展示品
▽痴娯の家
明治・大正・昭和の60年以上もの間、日本各地を歩き回り、収集した郷土玩具・民芸品約1万点を展示。所狭しと並ぶ収集品は、歴史と風土の香りを豊かに感じさせます。「三角だるま絵付け体験」「なぞ解き郷土玩具」などの体験プログラムも行っています。
「1つ1つの素朴な郷土玩具から人々の祈りや願い、憧れ、愛情などをぜひ感じ取ってみてください。」
牧口明子さん
▽黒船館
文明開化関係の収集物を数多く展示。幕末開港資料は、本家・横浜や下田をしのぐともいわれています。文明開化当時の呼吸、時代の一端を感じることができます。
「黒船館には他にも、不思議箱、北大路魯山人からいただいたステンドグラスなどがあります。木版画の詩人、川上澄生の作品も必見です。」
髙野久美子さん
▽藍民芸館
無名の職人の手で作られた、身近で美しい民芸品や陶磁器などを展示しています。藍染めの作品や庶民生活を彩った日用雑器の美しさをお楽しみください。
「藍の色に包まれた落ち着いた館内、数々の収蔵品を窓外の自然とともにゆっくりとお楽しみください。」
大塚昌代さん
■9月21日(土)から コレビレ秋季展
三館それぞれの特色を生かし、関連するアーティストの作品展示など、季節ごとに年3回の企画展を実施しています。芸術の秋に、柏崎のコレクション文化に触れてみませんか。
入館料:【各館】
・高校生以上500円
・小・中学生300円(常設展示を含む)
開催期間:9月21日(土)~11月4日(月)(振休)9:30~17:00(11月は16:30閉館)
▽[痴娯の家]屛風(びょうぶ)とタペストリー展 ―縄文土器ミニ展示
江戸時代に活躍した狩野栄川(かのうえいせん)作の屛風、六曲一双の見事な花鳥四季画を公開します。市内在住の稲又雅美さんによるタペストリー展を同時開催。
今回県内で出土した縄文土器(痴娯の家収蔵)を初めて展示します。
▽[黒船館]幕末異国趣味展
江戸時代、貿易船が運んでくる舶載品の収集をしたり、輸入品を模倣したりする異国趣味の風潮が生まれました。
「もの」を通して幕末の異国趣味の様子をご覧ください。
▽[藍民芸館]JAPAN BLUE(ジャパンブルー)藍布と器
幕末に日本を訪れた西洋人は、多くの日本人が藍染めを着ていることに驚き、日本の藍色を「ジャパン・ブルー」と呼びました。時を経て、藍は寂び、渋みを増しています。
幕末・明治期の暮らしに深く根差した藍木綿とベロ藍の焼き物を展示します。
●入場無料 蚤(のみ)の市
10月5日(土)・6日(日)10:00~16:00
アンティーク、レトロ商品、古本、古道具、手仕事作品など掘り出し物がたくさん!
会場:三館屋外またはロビー(蚤の市は入場無料)
・痴娯の家…陶器置物、昔の少年雑誌、民芸品など
・黒船館…陶器、漆器、切手など
・藍民芸館…着物地はぎれ、骨董(こっとう)品、古本、手仕事作品など
▽植物やお菓子プレゼント
各日20人(先着)で、5日(土)はお菓子、6日(日)は雪割草の苗をお渡しします。
会場:痴娯の家 入り口
時間:
・10:00~引換券配布(1家族1枚)
・11:00~お渡し
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問合せ:商業観光課
【電話】21-2334【FAX】22-5904
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