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自治体の皆さまへ

防災をいつか…ではなくいつもに 防災士の活躍

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新潟県柏崎市

全国的に数多くの自然災害が発生する今、自分や大切な人、もの、地域、職場を守るために、防災・減災の「知識」と「意識」を身に付けた「防災士」が注目されています。
防災士は、認定NPO法人日本防災士機構が認証する資格で、市内では311人(※)の方が活動しています。
※令和6(2024)年3月31日時点。

■防災士になったきっかけは?
▽日頃の目線が変わりました
中越地震、中越沖地震で被災した経験が、誰かを助けることにつながればと思い、活動しています。防災士になってから「ここは地震が起きたら危ないな」「もし今津波が来たらどう避難しよう」と、日頃の目線が変わりました。

「家族の一員であるペットの命を守ることは、人の心を救うことにつながります。ペット防災を広めていきたいと思っています。」
早川三千代さん(半田地区)

▽「防災の人」と顔を覚えてもらいたいです
職場でスキルアップの一つとして資格を取得しました。市の養成講座を受講し、職場以外にも防災のコミュニティができました。地域の防災活動や、有事の際に声をかけてもらえる「防災の人」を目指しています。

「主体的に防災に向き合う姿勢から、市民の高い防災意識を感じています。」
飛鳥井一貴(あすかいかずき)さん((株)ネクセライズ)

▽知識は心の備えに
消防団として活動していた時、避難所でカップ焼きそばの作り方が分からずに困っていたおばあちゃん。作り方を教えるだけのお手伝いでしたが、とても喜んでくれました。うれしかった経験が今につながっています。

「地震の時、知識があるからこそ冷静な対応ができると実感しました。冷静な人がいると、みんなが安心できます。その一人になりたいです。」
福井厚(あつし)さん(剣野地区)

■防災士の活動紹介
▽自分の手の届くところ、できる範囲から
鹿島町内会
持田(もちだ)峰夫さん
持田恊子さん

町内の防災意識を高めることや、顔の見える関係づくりに取り組んでいます。昨年は集落センターの防火・防災設備を町内の方へ説明しました。今後は町内で消火訓練を行う他、地域のバーベキュー大会を再開して幅広い世代の交流の場を増やしたいです。
特別なことをするのではなく、まずは自分や家族を守ることを第一に考え、隣近所・町内と、目配りできる範囲を広げていきたいです。
町内の方には、日頃から身の回りにある危険や、身近なことから防災に取り組む大切さを伝えていきたいです。

▽「守る」だけではなく「伝える」立場へ
防災学習サポーター
猪浦千陽(いのうらちはる)さん

市認定の防災学習サポーターとして、小・中学校の防災教育に携わっています。楽しく防災を学んでもらうための仕掛けは難しいですが、子どもたちが真剣に「大切なものを守るためにできること」を考えている姿を見られるのはうれしいですね。
子どもたちを守るためには、学校での防災教育だけでなく、家族と一緒に防災を考えることが大切だと思います。子育て世代が防災を身近に感じ、家族で話し合える場をつくっていきたいです。

■防災士を目指しませんか 防災士養成講座
11/30(土)~12/1(日)[2日間]
9:00~18:00

対象:地域(自主防災会やコミュニティ協議会)・事業所などから推薦を受けた方
定員:50人(先着)
費用:8千円(資格取得試験受験料・資格認証登録料)
申し込み:10月4日(金)までに、申込書を直接または郵送・ファクスで、市役所3階市民活動支援課(〒945-8511 日石町2-1)へ。
※二次元コード(本紙参照)からも申し込み可。

防災士の資格取得には、普通救命講習を修了する必要があります。
希望者は11月10日(日)または11月16日(土)に消防本部で受講できます。

問合せ:市民活動支援課
【電話】43-9127【FAX】22-5904

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