昭和48年に町制を施行し、令和5年で50周年を迎えた田上町。50周年を記念し、11月10日(金)に「町制施行50周年記念式典」を、翌11日(土)には「町制施行50周年記念コンサート」を開催しました。
10日(金)に開催された式典では、田上小学校、羽生田小学校、田上中学校の児童生徒代表による「未来の田上町」の発表や、町長、地域おこし協力隊の山口さん、田上中学校の4名の生徒によるパネルディスカッションが行われました。式典終了後には屋外に出て「田上町50周年おめでとう!」の掛け声と共にバルーンリリースが行われました。あいにく、当日の天候は雨でしたが、バルーンは雨にも負けず、力強く、空高く舞い上がっていきました。
11日(土)のコンサートには約250名の方が来場し、町にゆかりのある音楽家による演奏に聞き入りました。
皆さんと共に50周年をお祝いし、これからの田上を担う若者の力強いパワーと活気を感じた2日間となりました。また次の50年へ向けて今後ともよろしくお願いいたします。
◆田上小学校、羽生田小学校、田上中学校の児童生徒代表による「未来の田上町」
発表された皆さんが町の事を学んで、町の中で感じて、自分たちでもできることをやっていきたいという想いが伝わってきました。発表後は会場内の皆さんから大きな拍手が送られました。
・田上小学校3~6年生の8名が「田上の魅力、再発見!未来に伝えよう」という事で、学んだ成果を発表しました。
・羽生田小学校4年生の4名が総合的な学習の時間で学んだ「竹についての学習」の成果を発表しました。
・田上中学校3年生による「地域に学び、地域とつながり、地域の未来を考える」の発表。少子高齢化が進む中、知恵と力を合わせて「田上の宝である竹林を未来につないでいこう」という思いを劇を交えて発表しました。
◆[パネルディスカッション]「誰もがずっと住み続けたいまち 田上町のこれから」
中学生、地域おこし協力隊の山口さん、町長が参加し、和やかな雰囲気の中、ディスカッションが行われました。人と人とが繋がっていく事が大事だという意見や、伝統も大切にしながら新しい事にも挑戦していく事が大事だという意見、若い力で町をにぎやかにしたいという意見などが出ました。
◆[50周年記念動画上映]
50周年を記念し、作成した町の歴史を振り返る動画を放映しました。式典内で流れた動画には、田上町出身の小林新治朗さん作詞・作曲の「-輝くまち田上21世紀-虹の架け橋紫陽花は」を田上町のコーラスグループ有志の皆さんに歌っていただいた音源を使用しました。
作成した動画は、交流会館モニター、田上町YouTube※でご覧いただけます。
◆町制施行50周年記念コンサート
田上町にゆかりのある音楽家、Mikoさん、稲垣汐音さん、品田宇彦さん、川又亜百美さん、川又聡さんの4組の演奏が行われ、素敵な音楽で会場は包まれました。
※詳しくは本紙P.2~3をご覧ください。
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