■フレイルを予防して、いつまでも元気に!
フレイルとは、日本語で「虚弱」を意味し、加齢により心身が老い衰えた状態のことを言います。
フレイルになる原因は、大きく分けると、栄養不足、運動不足、社会参加の不足の3つと言われており、フレイルを予防するにはこれらへの対策をとることが重要となります。
(1)栄養
加齢による食欲の低下や、噛む力や飲み込む力の衰えによって食事量が減少し、栄養不足につながります。栄養不足になると、体力や筋肉量が減少して、フレイルになりやすくなります。
対策:主食(ご飯やパンなど)、主菜(肉や魚など)、副菜(野菜や海藻など)の揃った食事を、一日三食きちんと食べることが大切です。特に、主菜は筋肉を作るもとになるたんぱく質が多く含まれているので、積極的に摂ることをおすすめします。
(2)運動
運動量や活動量が減少すると、体力や筋肉量が減少し、フレイルにつながります。
対策:散歩をしたり、運動教室に通ったりするなど、運動する習慣を持つことで筋肉量を維持することが大切です。運動することが難しい場合は、畑仕事や家事、買い物などを通して、少しでも多く体を動かすようにしましょう。
(3)社会参加
仕事や余暇活動など社会参加の機会が減ると、運動量や人との交流が減り、体や心の健康が損なわれ、フレイルになる可能性が高くなります。
対策:地域の集まりに参加する、近所の人とお茶や食事を楽しむ、ボランティアに参加する、趣味を楽しむなど、外に出て色々な人と交流することがフレイル予防につながります。
フレイルは、要介護状態と健康な状態の狭間の状態ですが、早めに対策をとることで健康な状態に戻ることができると言われています。
村では、「シニアの温泉うんどう日」や「健脚健脳うんどう日」など、フレイル予防のための様々な教室を実施しています。一緒に楽しく体を動かして、フレイルを予防しませんか?
ご興味のある方は、ぜひ地域包括支援センターまでご連絡ください。
問合せ:地域包括支援センター 役場庁舎内1階
【電話】64-1473
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