■二酸化炭素排出量実質ゼロ
ー「ゼロカーボンシティ」を宣言ー
脱炭素に向けた取り組みを進めます
関川村は、令和6年4月1日、2050年に二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指して「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
「ゼロカーボンシティ」は、2050年二酸化炭素実質排出量ゼロに取り組むことを表明した地方公共団体のこと。令和5年12月28日時点で、全国で1013自治体(46都道府県、570市、22特別区、327町、48村)が「2050年二酸化炭素実質排出量ゼロ」を表明しています。
二酸化炭素実質排出ゼロとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、植林、森林管理などによる吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味します。
まずは、太陽光発電や小型風力発電などの再生可能エネルギーを導入し、公共施設における、電力消費に伴うCO2排出を抑制します。村内には手の行き届いていない森林もあるため、脱炭素の取組を通じて林業活性化も行っていきます。村においては、農業が主たる産業であり、今後の農業活性化を考え、後継者対策や耕作放棄地対策として、農地を活用した太陽光発電設備の導入も行う計画です。さらに、公共施設の照明を消費電力の少ないLEDに替えること、また高効率空調に替えることで省エネ化を推進していきます。
村は令和4年11月に脱炭素先行地域に選定され、令和6年3月に関川村地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)を策定しました。これからこの計画に基づいて脱炭素の取組を進めていきます。
今後は事業を進めるだけでなく、暮らしの中で出来る脱炭素の情報提供なども行っていく予定です。
具体的な取り組み状況については、広報せきかわ誌面や関川村ゼロカーボンWEBサイト「未来を守り、豊かな暮らしをつくる、関川村の脱炭素アクション」で随時紹介していきます。
村民の皆さまと一緒に脱炭素を通じた村づくりを行っていきたいと考えています。
これまで地域政策課の中に置かれていた「脱炭素推進室」は、4月1日から独立した課となりました。課の名称はこれまでと同じ「脱炭素推進室」です。
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