新潟地方気象台によると、今年の夏は暖かい空気に覆われやすく気温が高い見込みで、猛暑による熱中症注意を呼びかけています。個人の熱中症を予防する行動に加えて、地域の中で熱中症に注意が必要な方がいないか気にかけて、涼しい環境で過ごせているか確認するなど近隣の方と声をかけ合い、みんなで命を守る行動に努めましょう。
■熱中症とは
高温・多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態
リスクが高い方:高齢者、子ども、障がい者、持病のある方、肥満の方
症状:
〔軽症〕めまい・立ちくらみ・筋肉痛・汗がとまらない
〔中症〕頭痛・吐き気・体のだるさ・力が入らない
〔重症〕意識がない・けいれん・高い体温・返事がおかしい・まっすぐ歩けない
■熱中症警戒アラートと熱中症特別警戒アラートの違い
今年から「熱中症特別警戒アラート」が新設されました。熱中症特別警戒アラートが出たときは、自身の熱中症を予防する行動に加えて、地域で助け合い命を守る行動をとることが重要です。
毎日テレビやラジオ等で、情報が出ていないか確認しましょう。
情報収集の仕方:環境省ホームページ(『熱中症予防情報サイト』で検索)
アラートの運用期間:10月23日まで
■指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
熱中症特別警戒アラートが発表された際、健康被害の発生を防止するため、以下の施設を開放します。
解放日:令和6年8月31日(土)までの予定(土・日・祝日を含む)
■熱中症を予防するには
(1)エアコンを適切に使用する
昼夜問わずエアコン等を使用して温度調整しましょう
(2)のどが渇く前にこまめに水分(目安/1日あたり1.2L)・塩分を補給する
水分だけでなく塩飴やスポーツドリンクなどで塩分も一緒に補給しましょう
(3)体を冷やす
涼しい服装をしましょう
保冷剤や冷たいタオルで腋(わき)や足の付け根などを冷やしましょう
(4)外出はできるだけ控え、暑さを避ける
やむをえず外出するときは帽子と日傘で直射日光を避けましょう
問い合わせ先:役場健康福祉課健康推進班
【電話】64-1472
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