令和6年度の一般会計補正予算および介護保険事業会計補正予算が、9月に開かれた第3回区議会定例会で可決されました。
■各会計の補正額と合計予算額
■主な内容
○備蓄物資・防災資器材の充実(8,242万6千円)
令和6年能登半島地震で顕在化した課題を踏まえ、防災拠点運営委員会と備蓄物資や防災資器材に関する点検・検討を行ってきました。その結果を基に、避難者の安全・安心の確保や防災拠点の運営体制の強化に資する備蓄物資などを新たに配備します。
○「食の地産地消」推進事業補助(400万円)
都内での経済循環による地域経済の活性化や新たな観光資源の創出を促すため、飲食業団体などが行う東京産の農林水産物を活用した「食の地産地消」の取り組みに対して補助を行います。
○産後ケア事業の充実(3,915万6千円)
産後ケアを必要とする全ての方が利用できるよう、宿泊型の利便性を高めるとともに新たに日帰り型を実施します。
○首都高速道路上部空間整備事業(3,819万7千円)
築地川アメニティ整備構想を実現するため、首都高速道路(株)が実施する大規模更新に合わせ、首都高速道路上部空間の活用に必要となる覆蓋(ふくがい)化に関連する工事準備を行うとともに、これまでの覆蓋化構造物などの設計を踏まえ、上部空間の基本計画、設計を行います。
対象範囲:三吉橋〜万年橋区間
○都心と臨海地域とを結ぶ交通環境整備促進(4,800万円)
さらなる交通需要の増加が見込まれる臨海部の公共交通網を拡充するため、都心と臨海地域とを結ぶ交通ルートの事業化が早期に実現されるよう都と連携するとともに、運行事業者に対する調整・支援を行います。
○十思公園内鐘楼の改修(1,680万円)
震災時などにおける安全確保を図るため、老朽化が進行している十思公園内鐘楼の改修を行います。
○学習用タブレット等の再整備(-千円)
「GIGAスクール構想」に基づき整備した学習用タブレットの再整備を行います。
予定時期:令和7年5月
○学校図書館支援センターの運営(-千円)
豊富な図書資源を有する学校図書館において、子どもたちの読書活動を推進し、読書好きの子どもを増やすことで、確かな学力や豊かな人間性の他、思考力・判断力・表現力などを育めるよう、司書の派遣をはじめとした学校図書館活動支援の統括的な機関として、令和7年度から「学校図書館支援センター」を運営します。
○その他、上半期の実績を踏まえた予算の増額
・過誤納還付金(5,100万円)
■中央区財政白書の発行
区財政の現状について、全国・特別区平均との比較や、区の年間経費を1万円に置き換えた場合の目的別の使われ方などを示し、分かりやすく解説しています。また、区の公会計制度に基づき作成した財務諸表を用いた財務分析も行っています。区役所地下1階情報公開コーナーおよび区【HP】でもご覧いただけます。
問合せ:財政課財政担当
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