近年、日本橋地域を中心として、ウミネコの被害が広がっています。
繁殖期(4~8月)になると群れで飛来し、ビルの屋上などに巣を作り、産卵、繁殖して周辺に被害を及ぼします。
◎具体的な被害
・一晩中鳴き声が響き、眠ることができない。
・ふんが落ちてきて道路などが汚れる。
・ふんや羽などで洗濯物が汚れてしまう。
ウミネコは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により保護されているため、むやみに捕獲したり、卵を採取したりすることが原則、禁止されています。そのため、巣が作られる前の対策が重要となります。
特に繁殖期の間は、3日程度で営巣されることもあるため定期的に屋上を点検することが大切です。
ウミネコの被害を防ぐには、緑化された場所や巣が作られそうな隙間などに防除網を設置することや、屋上の縁にテグス(釣糸)を張り巡らせ、とどまることができないようにするなどといった対策が効果的とされています。
また、巣が作られてしまった場合でも、巣に卵やひながない状態であれば撤去することが可能です。
昨年度は大型連休中に営巣される事例もあったため、連休中も屋上を点検して巣が作られていないかを確認するとともに、巣が作られないように事前の対策へのご協力をお願いします。
問合せ:環境課生活環境係
【電話】3546-5403
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