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補正予算のあらまし 30億7,883万5千円を増額補正

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東京都中央区

令和6年度の一般会計補正予算が、6月に開かれた第2回区議会定例会で可決されました。
今回の補正予算は、別表のとおりです。

別表 一般会計の補正額

■主な内容
▽能登半島地震を踏まえた防災対策(15億1,590万9千円)
令和6年能登半島地震で顕在化した発災時季に起因する避難所生活の環境保持などの課題を踏まえた対策や自助・共助の取り組みへの支援を行い、地域防災力のさらなる充実・強化を図ります。
・家庭内備蓄促進事業
各家庭の取り組みを後押しするための防災用品カタログギフト(1人当たり5千円相当)の配布を行い、家庭内備蓄の促進を図ります。
・エレベーター防災キャビネットの無償配布
飲料水や携帯トイレ等の非常用品を格納するエレベーター防災キャビネットを希望する区内マンションに無償で配布します。
・備蓄物資・食料の充実
暑さ・寒さ対策やトイレ等の衛生対策などに必要な備蓄物資の充実を図ります。また、避難者想定数に基づく食料の備蓄をこれまでの3日分から4日分に増強します。
・防災備蓄倉庫の整備
旧新川児童館の改修工事を行い、防災備蓄倉庫として整備します。
・区施設の防災力強化に向けた基礎調査
災害応急活動を行う区施設および防災拠点における電力の負荷設備の確認や非常用電源の確保に向けた基礎調査を行います。

▽ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)などを活用したセーフティネットの強化(1,706万4千円)
保護者の疾病や産後うつなどによる臨時・緊急的な一時預かり保育の需要に柔軟に対応できるよう、既存事業の見直しを図り、子育て家庭におけるセーフティネットを強化します。
・ベビーシッター利用支援事業の拡充
年度内144時間の枠内において月補助上限を引き上げるとともに、養育が困難な場合の相談・調整や既存事業を利用するまでのつなぎとして、区独自の緊急対応枠を創設します。
・緊急一時保育援助事業および育児支援ヘルパー事業の拡充
対象者および利用者負担額を見直すことで、臨時・緊急時における利用促進と保護者の負担軽減を図ります。

▽小児インフルエンザワクチン任意予防接種費用の助成(5,634万2千円)
子育て世帯の負担軽減を図るため、新たに小児インフルエンザワクチン任意予防接種費用の一部を助成します。
助成額:2千円/回

▽新型コロナウイルスワクチン予防接種費用の増額(1億3,195万円)
新型コロナウイルスワクチン価格が当初の見込みを大幅に上回ることから、予算を増額します。

▽首都高速道路上部空間整備事業(1億4,986万2千円)
築地川アメニティ整備構想を実現するため、首都高速道路(株)が実施する大規模更新にあわせ、首都高速道路上部空間の活用に必要となる覆蓋化に関連する設計などを行います。
設計範囲:三吉橋~万年橋区間

▽福島県大熊町との交流事業(693万6千円)
星空観察などの自然体験や東日本大震災の被害状況および復興まちづくりの姿を感じられる防災教育など、福島県大熊町と連携した交流体験ツアーを実施するなど、自治体間交流を推進します。
実施回数:年1回(1泊2日)

▽密集街区における防災機能向上に向けた検討(696万円)
能登半島地震での木造家屋の延焼火災を踏まえ、本区における再建築が困難で老朽化した木造家屋が密集する街区の状況を把握するとともに、ポケットパークや無電柱化など街区としての防災機能向上に向けた取り組みについて検討を行います。

▽その他
・区施設の改修(1,617万円)
・インフレスライド条項等の適用に伴う工事費の増額(412万5千円)
・基金への積み立て(11億7,351万7千円)

問合せ:財政課財政担当
【電話】3546-5255

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