■高齢で発症する認知症とは何が違うの?
◇認知症と気付かない
変化を感じたら認知症専門医の受診がおすすめ
◇働き盛りで生計を支えている人が多く、経済的な問題が大きい
子どもの養育や教育など親が必要な時期と重なる
◇主介護者が配偶者に集中する
配偶者の働き方にも影響が
■受診するのが怖い…
早期発見・受診で、症状の進行を遅らせることができる場合があります。また、診断後の生活を支える社会制度には、次のようなものがあります。
◇自立支援医療(精神通院医療)
通院治療で掛かる費用が軽減されます
◇傷病手当金
病気等で仕事を休み、給料を受け取れなかった場合、手当金が支給されます
◇障害者手帳
取得すると、障害者雇用枠で仕事を続けられる場合があります
◇年金
仕事ができなくなった場合、障害年金を申請することができます
■自分や家族がもしかして?と思ったら
以下で若年性認知症チェックリストや相談窓口を紹介します
■平均発症年齢54歳 もしかして若年性認知症かも?
日常生活での変化に気付くことが大切です。
気になる症状がないかチェックしてみましょう。
◇職場での変化
本人の気付き:
・仕事の手順が分からなくなる
・上司の指示を忘れる
・約束を忘れる
周りの人の気付き:
・仕事のミスが多くなる
・仕事のスピードが遅くなる
・短い間に何度も同じことを聞かれる
◇生活での変化
本人の気付き:
・作り慣れている料理が作れない
・火を消し忘れ、何度も焦がしてしまう
・趣味に関心が無くなった
周りの人の気付き:
・1日に何度も同じことを電話してくる
・毎日同じ料理を作る
・季節に合った服装ができない
◇性格の変化
本人の気付き:
・一人になるのが嫌だと思う
・涙もろくなった
・気持ちが塞ぎ込む
周りの人の気付き:
・怒りやすくなった
・子どもっぽくなった
・自分の間違いを人のせいにする
■まずは気軽にご相談を
◇中野区若年性認知症相談窓口(区役所3階)
【電話】3228-5785
状況に応じて、福祉サービスなどに関する相談ができます。
本人や家族など、どなたでも気軽に相談を。
☆受付時間は平日午前8時30分〜午後5時。すこや
か福祉センターや地域包括支援センターでも相談
可。詳しくは、区HPをご覧ください
◇認知症の方を地域で支えます 地域の居場所「なかののなかま」
どなたでも気軽に立ち寄り、ゆったりと過ごせる場です。認知症ケアの経験がある医療·福祉職などの専門相談員が常駐しています。
開催日などについて詳しくは、区か、区役所3階窓口で配布中のチラシをご覧ください。
■催しに参加しませんか
◇RUN(ラン)伴(とも)+(プラス)なかの2024
認知症の方や家族、支援者、地域の方が、区内のオレンジカフェ(認知症カフェ)などを経由して区役所までタスキをつなぐイベントです。
日時:9月21日(土)午後2時30分~4時ごろ
◇もの忘れ相談会
認知症のケアに携わる専門相談員に相談できます。
日時:9月11日(水)~13日(金)午前10時~午後3時30分
会場:区役所1階
☆当日直接会場へ
認知症に関するパネル展もご覧ください
いずれも当日直接会場へ。最終日は4時まで。
会場・日時:
(1)区役所1階…9月9日(月)~13日(金)午前8時30分~午後5時
(2)中野駅ガード下ギャラリー「夢通り」東側…9月17日(火)~30日(月)
問合せ:在宅療養推進係/3階
【電話】3228-5785【FAX】3228-5620
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