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自治体の皆さまへ

認知症とともに、自分らしく暮らし続けるために 認知症コラムNo.17

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東京都八丈町

認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。

■食べて脳トレ!脳を活性化する3つのポイント
秋といえば「行楽の秋・スポーツの秋・食欲の秋・読書の秋」など、色々な「○○の秋」がありますね。
今回は秋の味覚を存分に楽しむ「食欲の秋」。一日3回の食事を楽しく味わいながら脳を活性化させるポイントです。

(1)噛む
噛む行為は、脳を覚醒させる作用あります。朝食をしっかり噛んで食べることで脳が覚醒し、一日を元気に過ごす活力になるので、朝からしっかり食事を摂ることは大切です。
また、昔に比べ硬いものを食べることが少なくなっていませんか?噛む回数を意識したり、噛む回数が増える食事を一品追加するなど工夫してみましょう。

(2)嗅ぐ
匂いの感知は認知症に関係することをご存じですか?アルツハイマー型認知症は、記憶障害を自覚する前に匂いを感じにくくなることがあります。
食事前の炊き立てご飯や味噌汁、煮物、焼き魚など「おいしいにおい」を感じて、おいしく食べている姿を想像してみましょう。匂いは感情の神経系にも影響するので、いい匂いで食欲が出て、気分も良くなります。

(3)両手を使う
手を使うと運動系の神経が刺激され、両手を使うとより脳が活発になります。
食事の時に両手を使っていますか?食事では右手と左手が違う動きになります。テーブルに置かれた料理をそのまま箸で取るよりも、お茶碗や小鉢などを持って両手を使って食べる方が脳の活性化につながります。
また食後の洗い物も両手を使うので、片づけも行って脳を活性化させましょう。

■アロマ(芳香・香り)で認知症予防
アロマが認知症に良いと言われるのは、嗅神経を刺激することが脳の活性化促進につながるからです。そのためアロマで嗅神経を効果的に刺激することで認知症予防につながるそうです。
認知症の症状のある方も、アロマの香りによって自律神経が整うことで気持ちが穏やかになったり、安眠につながったりします。

▽効果的なアロマの香り
・朝~日中
*レモン(リフレッシュ、集中力向上)
*ローズマリー(記憶力・注意力・集中力向上、眠気覚まし)
・夕方~夜
*ラベンダー(安眠作用・鎮静作用)
*オレンジ・スイート(リフレッシュ・リラックス効果、食欲不振やむくみの軽減作用)

問い合わせ:福祉健康課高齢福祉係
【電話】9-5670

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