認知症とともに、自分らしく暮らし続けるために 認知症コラムNo.8

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認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。

■「腸活」で認知症予防!!
「腸活」という言葉をご存じですか?腸には、病気から身を守る免疫細胞の約60%が存在していると言われており、腸の健康は全身の健康の要。腸活は便秘の解消、美肌やダイエットなどに効果あると知られていますが、最近では細胞の若返りや認知症予防にも効果があると注目されています。
腸と脳の健康を保つために、食事や適度な運動で生活リズムを整えましょう。

▽認知症予防(腸活)に有効な食品9品目
味噌：腸に作用する発酵食品。味噌汁にして、野菜や海藻を加えると良い。
雑穀：五穀米、押し麦、玄米などがおすすめ。食物繊維と栄養が豊富。
大麦：水溶性食物繊維が豊富。食物繊維は白米の20倍!
十割そば：めん類を食べたい時は日本そば!
根菜：ゴボウや蓮根、人参、イモ類などを積極的に。キャベツ、ダイコン、小松菜、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜もおすすめ。
海藻：腸内細菌の餌になる食物繊維がたっぷり。
豆乳：大豆のおいしさと栄養を凝縮。
サバ・アジ：不飽和脂肪酸が多く含まれる光り物がおすすめ。缶詰でもOK。
きのこ：食物繊維が豊富で、ビタミンDなどの栄養素もたっぷり。

▽腸を鍛える簡単ストレッチ
座ったままできる振り返りストレッチ
(1)椅子に浅めに座り、足を肩幅くらいに広げる。
(2)足の裏を床につけ、息を大きく吐きながらゆっくりと後ろを振り返り、両手で背もたれをつかむ。
(3)そのままの姿勢で2～3回呼吸し、元の姿勢に戻る(左右交互に3セット)。

高齢福祉係(地域包括支援センター)では電話や訪問による「もの忘れ・認知症相談」を行っています。もの忘れや認知症のこと以外でも、介護のことで聞いて欲しいなどお気軽にご相談ください。

問い合わせ：福祉健康課高齢福祉係(地域包括支援センター)
【電話】9-5670