認知症とともに、自分らしく暮らし続けるために 認知症コラムNo.11

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認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。

■「笑う門には福来る」!楽しく笑って認知症予防・免疫力をアップしよう!
▽ちょこっとクイズ
子どもは1日300回、大人になると15回に減るものな～んだ??
皆さん分かりましたか?そう答えは「笑顔」です。
子どもと大人では、1日で20倍以上笑う数が違うそうです。そして70歳以上になると1日に5回も笑わない日があるという研究もあるそうです。
笑うことで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンなどの脳内ホルモンが分泌され、ストレスを解消し、ポジティブな感情を引き出す効果があります。

■笑いのもたらす効果
▽免疫力アップ
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化して免疫力が高まります

▽脳の活性化
脳血流が増加して脳が活性化され、認知機能の低下の改善や進行予防につながります

▽血行促進・筋力アップ
思いっきり笑った時は腹式呼吸になり、腹筋や胸筋、顔の表情筋・声帯などを大きく動かし、身体の血流が増加します

▽自律神経のバランスを整える
笑うと交感神経が促進し、その後急激に副交感神経が働くことでリラックス効果をもたらし、自律神経が整います

▽幸福感と鎮痛効果
笑うと様々な脳内ホルモンが分泌され、幸福感をもたらします。また、運動後の高揚感や多幸感に似た効果もあり痛みが和らぐ作用もあります

笑うことを毎日少し意識することで健康効果があります。でも笑えない日だってありますよね。
そんな時は「つくり笑い」も効果的。少し口角を上げ、目元を緩めてつくり笑いをするだけでも脳は笑っていると錯覚するんだそうです。
笑いは身体と脳の元気の源!!毎日素敵な笑顔で認知症予防効果を高めましょう!

問い合わせ：福祉健康課高齢福祉係
【電話】9-5670