認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。
■暑い夏を元気に乗り切るために適度な運動で認知症予防!
蒸し暑い梅雨が明けて、本格的な夏の時期ですね。これからさらに気温が高い日が続き日差しが強くなると、外に出ることを控えて自宅で過ごす時間が増えている方も多いのではないでしょうか?
活動量が減ると身体や頭の働きが低下して、歩くことや身の回りのことなど生活動作がしにくい、疲れやすいなどフレイル(虚弱)が進んでいきます。日常生活に運動を取り入れながら、暑い夏を乗り切るための体力をつけていきましょう。
運動するときは、水分補給を忘れずに!
▼運動で得られる効果
▽骨が丈夫になる
運動をすると骨に力が加わり、細胞の働きを活発にして骨を丈夫にします。
▽関節や筋肉が柔らかくなる
運動をすると関節や筋肉が柔らかくなります。人の体は動かしていないと、だんだん固くなってしまいます。
▽脱水予防になる
筋肉は水分を蓄えるタンクのような役割もあります。運動で筋肉量を維持することで脱水の危険性を少し減らすことが期待できます。
▼ちょっとした運動で身体を動かそう
▽座っている時間を減らそう
立ったり歩いたりする時間を増やすことも大切です。
テレビのコマーシャルの時に「ちょっとだけ足踏みする」など意識的に身体を動かしましょう。
▽筋肉を維持し、関節を守ろう
ちょっとしたスキマ時間に「かかと上げやスクワット」など自宅でできる運動でも、筋肉の衰え予防に効果があります。八丈町歌すこやか体操もおすすめです(八丈町公式ホームページから動画が見られます)。
▽朝夕の涼しい時間を選んで散歩をしよう
暑い時間を避けて「涼しい時間の散歩」など、屋外で身体を動かすことは気分転換にもなります。
■今すぐ自宅でできる!頭と身体の体操
ちょっとしたスキマ時間にチャレンジ!!
『レベル1』足踏みをしながら30まで数える
『レベル2』足踏みをしながら30まで数を数え、「3の倍数(3.6.9…)」の時に手をたたく
『レベル3』足踏みをしながら30まで数を数え、「5の倍数(5.10.15…)」の時に手をたたく
『レベル4』足踏みをしながら30まで数を数え、「3の倍数」で手をたたき、「5の倍数」で頭を触る
高齢福祉係では、電話や訪問による「もの忘れ・認知症相談」を行っています。もの忘れや認知症のこと以外でも、介護のことで聞いて欲しいなどお気軽にご相談ください。
問い合わせ:福祉健康課高齢福祉係
【電話】9-5607
<この記事についてアンケートにご協力ください。>