国立市と秋田県北秋田市は、平成30年に友好交流都市となりました。「北秋田だより」では、北秋田市のさまざまな魅力を定期的にご紹介していきます。
今回は、北秋田市教育委員会の「あきたリフレッシュ学園」の紹介です。
「あきたリフレッシュ学園」は、人間関係の悩みや、ストレスを抱え心の問題に悩むなどの理由から学校に足が向かない県内の小・中学生を対象に、個に応じた学習活動と大自然の中で多くの体験を得る機会を提供し、心身のリフレッシュやエネルギーを回復する場として、平成20年6月に開園しました。当時は全国でも例がなく、先駆的な取り組みとして始まりました。
本学園の運営は、秋田県教育委員会から北秋田市教育委員会へ派遣された社会教育主事が、学園全般の計画および運営を行い、学習と体験活動を支援する指導員3名(元教員)、事務職員1名等が担っています。また、児童生徒の不登校について学ぶため、小・中学校教員1名を研修員として通年で受け入れています。
本学園の特徴は2点あります。1点目は、個に応じた学習活動として、園生が無理なく自分のペースで学習できるよう、マンツーマンに近い形での学習指導を行っていることです。2点目は、近隣の豊かな自然を活用し、自然体験(山菜採り、川遊び、スキーなどの雪遊び)、農業体験(野菜、キノコの栽培)などさまざまな特色ある体験活動を行っていることです。
このような取り組みが、学校復帰や社会とのつながりの一助となり、児童生徒に大きな変化をもたらしています。
問合せ:北秋田市教育委員会総務課
【電話】0186-62-6616
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