令和6年能登半島地震が発生しました。この地震で、石川県志賀町で震度7、北海道から九州地方まで震度6強から震度1を観測し、家具の転倒や落下物により負傷者が発生しています。避難経路や出入口周辺に転倒し、避難経路を塞いで避難の妨げになることもあります。また、家具などがストーブの上などに転倒・落下することで、火災が発生するなど、二次的な被害も引き起こします。
家具転対策とは、家具類の転倒・落下・移動防止対策のことです。方法として、L字金具・つっぱり棒での固定や避難経路の妨げにならない安全な家具の配置などがあります。
災害を「自分事」として捉え、地震時の室内被害による人的被害の軽減を図るために、家具転対策の必要性や方法を学んで、あなたや大切な人を守るために家具転対策を実施しましょう。
■3つの対策
1.集中収納
クローゼットや据え付け収納家具へ集中収納することで、できるだけ生活空間に家具類を置かないようにしましょう。
2.家具類のレイアウト工夫
寝室には、なるべく家具を置かないようにしましょう。置く場合は、レイアウトや置く方向を見直しましょう。
3.家具類の転倒・落下・移動防止対策器具の設置
それぞれに適した対策器具を設置しましょう。
問い合わせ:多摩消防署警防課防災安全係地域防災担当
【電話】375-0119
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