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自治体の皆さまへ

むし歯予防について歯医者さんに聞きました

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東京都多摩市

歯と口の健康は、健康で質の高い生活を営む上で重要な役割を果たしており、歯と口の健康を推進することは、健康格差の縮小や健康寿命の延伸、ひいては健幸まちづくりの推進につながることから、多摩市は、歯と口の健康を推進するための条例の制定に向け検討を進めています。
このシリーズ記事では、市民の皆さんの歯と口の健康に役立つ情報をお伝えしていきます。

◆むし歯ってなに?どうしてなるの?
むし歯の原因となる細菌(ミュータンス菌)が作り出す酸によって、歯が溶けていく病気です。進行すると、しみる・痛むなどの症状が出たり、歯を失ってしまうこともあります。
残念ながら、むし歯は自然には治ることはありません。むし歯を予防するためにできることを確認していきましょう。

◆むし歯の要因は4つあり!!
歯質・時間・糖分・菌の4つの要因が重ならないようにすることが大切です。

◆むし歯予防のポイント
▽規則正しい食生活
ダラダラ食べや、ちょこちょこ甘い飲み物を飲むと、むし歯になるリスクが上がります。
食生活を見直し、しっかり時間を空けるようにしましょう。

▽よく噛むこと
よく噛むと、たくさん唾液が出ます。唾液は口の中の汚れを洗い流し、再石灰化をしてくれます。

▽フッ化物(フッ素)の使用
むし歯菌に酸を出させないようにする効果があり、再石灰化を促進してくれ、歯を強くしてくれます。
歯科医院でフッ素塗布を3~6カ月ごとに行ったり、歯を磨くときにフッ素入りの歯磨き剤を使用したりしましょう〔高濃度フッ素(1450ppm)は6歳未満の使用は控えてください〕。

▽歯の観察
初期むし歯(むし歯のなりかけ)は、歯の表面が白く濁るなどの変色があります。
毎日観察することで、早く変化に気付くことができます。

▽食べたら歯みがき
プラークを歯ブラシで取り除きましょう。

▽かかりつけ歯科で定期健診
症状が出てから受診する「行きつけの歯科」ではなく、3~6カ月ごとに定期管理をしてもらう「かかりつけ歯科」を持つことで、予防だけでなく早期発見・治療につなげていくことが可能となります。

子どものうちから歯磨きや歯科医院へ行く習慣ができると、むし歯だけでなく歯周病予防にもつながります。歯は、生涯健やかに生活するためにはとても重要な役割があるので、できることからチャレンジしましょう!
健康センターには歯科衛生士がおりますので、いつでもご相談ください。

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