■「三原山で「山の日イベント」を実施しました!(活動報告)」
みなさんは「山の日」と聞くと何を思い浮かべますか?平成28年より、「山に親しむ日」として、祝日となった山の日。日本は国土の7割以上が山地形で、わたしたち日本人は昔から、山の恩恵を頼りにしながら生活をしてきました。山の近くに住む人は減りつつありますが、大島では島民のほとんどが三原山の近くに住んでいますよね。大島でも昔から椿油の生産や炭焼きなどが盛んでした。その他にも、山は雨水を濾過してくれたり、土壌を育ててくれたり、色々な生き物の住処でもあります。そんな山や、山のある景色を未来に引き継いでいけるよう、山との繋がりを感じてもらうことを目的とした特別な日です。今年は大島で「山の日イベント」を実施しました。山登りというと、決められた歩道を歩く場合は迷うこともないかもしれませんが、それでも地図読みや方向の確認などは、災害時にも役立つスキルといえますよね。そこで当日は、地図アプリやコンパス、紙地図などを使いながら、赤ダレを目標に三原山のハイキングをしました。地図アプリなどを使用することで、登山中に自分の現在地が把握できるため、より安全に活動することができます。普段の野外活動にも取り入れてみてはいかがでしょうか。山の日イベントにご参加くださったみなさま、ありがとうございました。興味を持つのは知ることから始まるため、当たり前に感じる身近な景色や生き物についても、触れ合う機会を今後も地域の方々と作っていきたいです。また環境省のイベント等にもご参加いただけますと幸いです。
・山は私たちにどのような恵みを与えてくれているの?
・雨水の濾過(ろか)をしたり、土壌を育てたり。他の生き物たちの大事な住処でもあるよ。
問い合わせ:環境省伊豆諸島管理官事務所
【電話】2-7115【メール】RO-IZUIS@env.go.jp
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