11月23日(土)~26日(火)にかけて日本ジオパーク再認定審査の「現地調査」が実施されます。現地調査員2名が大島に訪れ、前回審査時に受けた指摘・課題への改善状況をはじめ、日本ジオパーク認定地域としての運営基盤、地域資源の保全・活用の仕組みと活動状況について、ヒアリングや現地視察による確認が行われます。町民の皆様のジオパークに対する理解や関わりも評価の重要なポイントです。現地調査員をあたたかくお迎えし、伊豆大島ジオパークの魅力と活動をぜひPRしてください。
■なぜ再認定審査が実施されるのか
日本ジオパーク認定地域は4年に一度、日本ジオパーク委員会による再認定審査を受けることになっています。審査は、認定後もジオパークの理念に基づき、産学官民が一体となって地域資源の保全・教育・産業振興・防災等の活動を通して、持続可能な地域社会の実現が進められているかを確認するものです。すなわち、伊豆大島がジオパークであることの意味や意義を私たち自身が再確認する機会でもあります。
■再認定審査の仕組み
再認定審査の結果、ジオパークとしての活動の質と量が基準を満たしていると評価された場合は、さらに4年間、日本ジオパークと名乗り活動することが認められます。不足している場合には「条件付き再認定」となり、その後の審査の結果では、「認定取消し」を受けることがあります。
再認定または、条件付き再認定を受けると、「優れている点」と「改善すべき点」を報告されます。このため、再認定審査を一方的な試験と捉えず、日本ジオパーク認定地域として自分たちの強みの再確認や、より優れた地域社会を目指すための弱みを見つめ直す貴重な機会として認識することが重要です。
■現地調査員のお二人
○宮原 育子 氏
日本ジオパーク委員会副委員長/宮城大学・宮城学院女子大学名誉教授・宮城学院女子大学現代ビジネス学部 教授
「伊豆大島ジオパークの再認定調査に伺います。素晴らしい自然と地元の皆さまとの出会いを楽しみにしています。」
○原田 拓也 氏
栗駒山麓ジオパーク推進協議会専門員(専門分野:地質学)
「今回、伊豆大島に初上陸となりますのでとても楽しみです。どうぞよろしくお願いします。」
問い合わせ:伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局(観光課 ジオパーク推進係)
【電話】2-1446【FAX】2-1371【メール】c010601@town.tokyo-oshima.lg.jp
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