大島町の温室効果ガス排出量(2019年度)は、次のグラフのとおりとなっています。温室効果ガスは、船舶から排出されるものが最も多く、次いで家庭・業務・自動車が同等程度を占めています。
■大島町の部門別温室効果ガス排出量
大島町では内航船舶からの排出量が占める割合が高い
産業:農林水産業、建設業・鉱業、製造業の産業活動による排出量
家庭:一般家庭の電気やプロパンガスの使用などによる排出量
業務:オフィスなどでの電気の使用などの業務活動による排出量
自働車:自働車燃料のガソリンや軽油の使用による排出量
船舶:内航船舶の燃料の使用による排出量
廃棄物:廃プラスチックなどの焼却による排出量
大島町の脱炭素社会に向けて、温室効果ガスの排出を削減するための取り組みとして、船舶の項目の内航船舶は離島故の数値となっており、地産地消が拡大することで少しは削減していけますが、温室効果ガスを実質排出しないような技術の進展等に期待する部分が大きいです。その他の項目は、「できること」「小さいこと」から取り組んで行くことで着実に削減していけますので、住民の皆さんや事業者の方と共に前進し脱炭素社会の構築を目指していきたいと思います。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>