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国立公園コラム 「知っていますか?外来種による、大島の自然への脅威(1)」

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東京都大島町

伊豆大島はほぼ全域が富士箱根伊豆国立公園の一部となっています。そんな国立公園内でも、馴染みのないきれいな花などを、最近見掛ける機会が増えたことはありませんか?実はそれらの多くは本来大島に存在していない「外来種」です。そんな外来種について、少しでも知ってもらえたらという思いから、環境省伊豆諸島管理官事務所では「外来種図鑑」を発信します。身近なところにある外来種をぜひ探してみてください。
外来種図鑑1:「オオキンケイギク」
北アメリカ原産
5~7月開花
生態系への影響:競合(在来種と住処や食物を取り合う)
大島で多い場所:サンセットパームライン、メモリアル公園
サンセットパームラインでは、多くの海浜植物が年中見られますが、オオキンケイギクが群生してしまうとその場所に他の植物は生育できなくなります。

■外来種は一度定着すると完全駆除は困難な場合がほとんどです。
みなさまには「入れない」・「捨てない」・「拡げない」ことにご協力いただければ幸いです。大島にしかない自然を、未来にも引き継げるよう、一緒に大切にしていきましょう!

■また外来種であっても、防除する際は次のことに気をつけてください。
1.土地の所有者に確認をとる
2.植物の場合、抜き取った後の処理をする(植物片が散らばらないよう、ビニール袋に入れる等)

・元々生育する植物が追いやられちゃうんだね

問い合わせ:環境省伊豆諸島管理官事務所
【電話】2-7115【メール】RO-IZUIS@env.go.jp

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