感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。原因ウイルスは「ノロウイルス」「ロタウイルス」「アデノウイルス」などがあります。特にノロウイルスは、冬季を中心に発生する感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。
◆感染経路・症状
手指や食品などを介し、体内に入ることでおう吐、下痢、腹痛などを起こします。感染力が非常に強く、ごく少量のウイルスでも感染します。健康な方は軽症で済みますが、乳幼児や高齢者など、免疫力が低い方が感染すると、重症化する恐れがあります。
◆予防のポイント
・調理や食事の前、トイレの後には、せっけんと流水で30秒以上手を洗いましょう。
・カキなどの二枚貝は生食を避け、十分加熱(中心温度85℃で1分以上)してから食べましょう。
・ノロウイルスにはアルコール消毒の効果が低いため、次亜塩素酸ナトリウム溶液を使いましょう(人体には使用できません)。
ロタウイルスによる感染症については乳幼児を中心に予防接種を受けることができますが、ノロウイルスに予防接種はありません。予防のポイントなど、詳細は区HPをご覧ください。
問合せ:感染症対策課 感染症対策担当
【電話】4446-2643
【FAX】5744-1524
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