◆相談事例
契約している携帯電話会社を名乗り「利用料金が未納です。以下のURLから確認が必要です」とのSMS(ショートメッセージサービス)が届いたためアクセスしたところ、キャリア決済のIDとパスワードを求められて入力した。その後、身に覚えのない請求が約8万円あった。
◆トラブルに遭わないために
フィッシングの手口では、「支払い方法に問題がある」「料金の未納がある」「不正利用が確認された」など、身近な事業者をかたって消費者の不安をあおるメールやSMSが送られてきます。
〇メールやSMSに記載されたURLには安易にアクセスしないでください。
〇誘導された偽サイトにアクセスしてしまっても、個人情報は絶対に入力しないでください。入力したと気づいた場合には、すぐにID・パスワード、暗証番号などを変更し、関連するクレジットカード会社や携帯電話会社などにも相談しましょう。
〇ブックマークした正規のURLやアプリからアクセスすることを日頃からの習慣にしましょう。
〇クレジットカードの利用明細はこまめに確認しましょう。不正利用の被害を早期に把握することができます。利用限度額の見直しも検討しましょう。
問合せ:
▽消費者生活センター相談専用電話
【電話】3736-0123
月~金曜…午前9時~午後4時30分
※休日、年末年始を除く
▽消費者ホットライン
【電話】188
・土曜…午前9時~午後5時
・日曜、休日…午前10時~午後4時
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