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自治体の皆さまへ

地域で取り組もう 自然災害への備え

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東京都小平市

8月8日(木)、気象庁が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて高まっているため、引き続き地震の発生に注意をしてください。
家具の固定や食料・飲料水の備蓄などの日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。
平成7年に発生した阪神淡路大震災では、救出された人の約8割が、家族や近所の住民などによって救出されたといわれています。災害から命や財産を守り、被害を最小限に抑えるために、地域で防災に取り組んでみませんか。

■「自助・共助・公助」の役割
防災対策には、自分自身や家族を守る「自助」、地域で協力して助け合う「共助」、公的機関が行う「公助」があります。
災害時に、自分や家族の命、そして地域を守るためには、「自助・共助」の取り組みがかかせません。家庭での備蓄をすすめ、日頃から近所の人と顔を合わせたり、地域で協力して防災対策をすることが大切です。

■地域でいざというときに備える 自主防災組織をつくりませんか
自主防災組織とは、災害時に助け合いができる地域づくりをするため、防災活動に取り組む組織です。日頃は、災害時に備え、防災訓練や防災資器材の整備などを行います。災害時には、初期消火など、地域住民が連携して自分たちを守るための活動をします。市内には、自治会を中心とした自主防災組織など、70を超える組織があります。

■自主防災組織をつくるには
自主防災組織は、自治会やマンション、近隣に住む方々が防災を目的に集まり、10世帯以上から登録できます。
登録すると、地域防災フォーラムの参加など、さまざまな支援が受けられるほか、50世帯以上の自主防災組織は、防災資器材の購入費や運営経費などの補助が受けられます。
自主防災組織を作りたい、参加したいと考えている方など、お気軽にお問い合わせください。
詳しくは、小平市ホームページ(ID2671)をご覧ください。

■自主防災組織の方に伺いました
◇光ヶ丘自治会自主防災組織
光ヶ丘自治会自主防災組織は、452世帯が参加しています。年に1回、黄色い「無事ですタオル」を使用して安否確認訓練を実施したり、防災講座やワークショップなどを開催し、防災の意識向上に取り組んでいます。また、毎年災害対策用の機器を購入しています。
自主防災組織に登録すると、都や市からの防災に関する情報提供や、助成金が受けられます。また、他の自主防災組織との交流の場では、他組織の良い点を参考に、改善をしています。
防災対策の基本は、「自助・共助」です。「自分の命は自分で守る」を基本に、皆さんも行動してほしいです。

■避難所開設準備委員会にご参加ください
災害時、避難所は、利用する市民の皆さんが主体となって運営します。各避難所の近隣に住む方々を中心とした避難所開設準備委員会では、避難所運営マニュアルの作成や、避難所設営訓練などをしています。
自分が避難するかもしれない避難所のことを、一緒に考えてみませんか。会議には、どなたでも参加できます。参加を希望する方は、お問い合わせください。
日程や要旨などは、小平市ホームページ(ID111420)でお知らせします。また、各地区で作成されたマニュアルは、小平市ホームページ(ID47279、108383)でご覧になれます。

■避難者カード
避難所への入所を希望する場合や、在宅のまま避難所のサービス(物資の提供など)の利用を希望する場合は、避難所に避難者カードの提出が必要です。事前に記入し、災害時にすぐに持ち出せる場所に保管しましょう。
避難者カードは、問合せ先(市役所3階)などで配布しているほか、小平市ホームページ(ID47279)または右図QRコードからダウンロードもできます。
※QRコードは本紙参照

■小平市総合防災訓練
災害発生時、被害を最小限にする行動をとれるよう、市民の皆さんや防災関係機関が参加する防災訓練を行います。
自分と家族、そして自分の暮らすまちを災害から守るため、家族や近所の皆さんとぜひご参加ください。
日時・日程:10月6日(日) 午前9時~正午
場所:小平第三中学校
内容:煙体験や初期消火訓練などの体験訓練、炊き出し訓練、消防演習、展示ほか
申込み:当日、会場へ

問合せ先:防災危機管理課
【電話】042-346-9519

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