市には、留学や結婚、仕事などで多くの外国人が住んでいます。言葉や文化は違っても、同じ地域で暮らす一員です。
お互いの違いを認め合い、住みやすいまちを一緒につくっていきましょう。
◆あなたの近所の外国人
小平市の外国人人口は、都内26市中5番目に多く、5,658人の方々が住んでいます(令和6年4月1日時点)。
これは、市の人口の約2.9%であり、増加傾向にあります(右図参照)。
外国人住民の中には、日本語がうまく話せずに、十分なコミュニケーションが取れない方もいます。
各年4月1日時点
出典:東京都の統計
◆外国人とコミュニケーションを取るときは…
外国語で話すこと以外にも、以下のようなさまざまなコミュニケーションの方法があるので、試してみましょう。
◇やさしい日本語を使う
やさしい日本語とは、熟語や慣用句などの難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮した分かりやすい日本語のことです。日本語の持つ美しさや豊かさを軽視するものではなく、外国人、高齢者や障がいがある方など、多くの人に分かりやすく伝えることができます。
使用例:
土足厳禁→靴を脱いでください
明日再度お越しください→明日もう一度来てください
◇翻訳アプリを使う
短い文と基本的な文法を使うと、翻訳の正確性が高まり、伝わりやすくなります。
◆小平市国際交流協会(KIFA(キファ))
Kodaira International Friendship Association
小平市国際交流協会では、市民の方たちが主体となって、地域の国際交流や在住外国人への支援を推進しています。
日本語会話教室や外国語教室、多文化理解講座などを開催しています。
詳しくは、ホームページ(右下図QRコード)をご覧ください。
※QRコードは本紙参照
日時:月曜・水曜〜土曜日 午前9時〜午後5時(祝日を除く)
場所:学園西町地域センター3階
ホームページ:小平市国際交流協会
問合せ:小平市国際交流協会
【電話】042-342-4488
◆日本語を学んでいる市内在住の外国人にインタビューしました
◇簡単な言葉やふりがなが伝わりやすい
お店を開業する場所を探していたときに、小平市の自然が多いところが好きになりました。日本語が全くできなかったので、半年くらいは何をするにも困りました。
ゆっくり話してくれたり、敬語を使わずに簡単な言葉を使ってくれると、分かりやすいです。漢字は、読めないものもあるので、ふりがなをつけてくれると助かります。
カフレ サリクラムさん(ネパール出身、約16年在住)
◇日本語を学ぶことが大切
仕事の関係で小平市に住んでいます。スマートフォンの翻訳機能を活用して生活しています。
周りの人がみんな日本語を話すため、日本語でコミュニケーションを取りたいと思い、KIFAの日本語会話教室で学んでいます。
ダニエラ フロンクさん(オランダ出身、約1年在住)
サム ゴードンさん(アメリカ出身、約8か月在住)
◆KODAIRAで楽しむ世界「食」の旅
ぐろーばる喫茶KODAIRA(※)では、「食」を通したさまざまな異文化交流イベントを開催しています。レシピを教え合いながら、お互いの文化について学ぶという新しい形のイベントです。
国籍や年齢に関係なく、どなたでも参加できます。
※提示型公募事業として、市から事業経費の補助を受けた団体です。
◇第1回調理試食会 世界の「包む」料理特集
包む料理といえば、日本なら餃子。では、他の国ではどんな包む料理があるのでしょうか。新しい味を発見してみませんか。
日時:9月23日(月・振休) 午前10時〜午後1時
場所:中央公民館実習室
費用:500円
申込み:9月22日(日・祝)までに、電話または電子メールでぐろーばる喫茶KODAIRAへ【電話】080-6647-6480、【E-mail】vermillion.kodaira@gmail.com
※上記以外のイベントなど、詳しくはぐろーばる喫茶KODAIRAのFacebook(フェイスブック)(右上図QRコード)をご覧ください。
※QRコードは本紙参照
問合せ:市民協働・男女参画推進課
【電話】042-346-9582
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