■区民の皆さんも文京区に「ふるさと納税」ができます
区では、個人・事業者の皆さんからお寄せいただいた寄附金を、区政の様々な分野に活用しています。
区民の皆さんも文京区に寄附(ふるさと納税)をすると、返礼品は受け取れませんが、他自治体にふるさと納税するのと同様に寄附金税額控除を受けることができます。
寄附の使い道を選んでふるさと納税をすることは、税金の使い道の一部を自分の意思で選ぶことにつながります。
■ふるさと納税の使い道の例
▼子ども宅食プロジェクト
●経済的に困窮する区内の子育て世帯に、企業等から寄附を受けた食品等を配送する「子ども宅食プロジェクト」の運営
▼文京共創フィールドプロジェクト(B+(ビータス))
●地域課題や社会的課題の解決を目的としたスタートアップ企業や大学等が実施する先進的・画期的な技術等を活用した実証事業の支援
▼他にも様々な分野に活用します!
・文人顕彰事業
・子育て支援の推進
・脱炭素化の推進
・高齢福祉・障害福祉の向上
・公園整備と緑化推進
・学校施設整備の推進
■ふるさと納税により区の財源が失われています
ふるさと納税の影響により、5年度は、約35億円以上の減収が見込まれています。本来、区民の皆さんのために使われるはずだったものです。
例えば、この規模の減収が3年続くと、およそ小学校1校分の建替え経費に相当する額となります。
多くの人口を抱える東京23区は、たくさんの行政需要があります。東京23区としてふるさと納税が抱える問題点を国に訴え、制度の是正を求めています。
○区への寄附額とふるさと納税による区民税減収額
出典:ふるさと納税に関する現況調査結果(総務省)
■減収が起こる仕組み
ふるさと納税は、住所地以外の自治体へ寄附をすると、代わりに本来住所地の自治体に納めるはずの住民税が少なくなります。
○文京区に住むAさんがX市へふるさと納税をした場合の一例
○返礼品
文京区でも寄附金に応じた返礼品がありますが、総務省の基準により、受け取れる対象は文京区外に住所を有する方に限ります。
■ふるさと納税の手続方法
寄附金が2,000円以上の場合、区HP掲載の寄附ポータルサイトから納付することができます。
※区窓口や金融機関でも納付手続可
▼ワンストップ特例制度
ふるさと納税の寄附金控除を受けるためには、確定申告の手続が必要ですが、一定の条件を満たす給与所得者等は、確定申告が不要になるワンストップ特例制度が利用できます。詳細は、区HPをご覧ください。
ふるさと納税本来の趣旨は、自分の故郷やゆかりある自治体に寄附をする制度です。
地元自治体である文京区にも寄附をすることができますので、よろしくお願いします。
寄附金の使い道やふるさと納税の手続等詳細は、区HP参照
問合せ:
[ふるさと納税の活用・使い道]企画課【電話】03-5803-1126
[寄附・ふるさと納税の手続等]総務課【電話】03-5803-1139
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