より良い区政の実現に向けて、幅広い区民の声を聴きながら、区としての考えをまとめていきます。ぜひ一人でも多くの皆さんの声を聴かせてください。
■パブリックコメント(区民等の意見提出手続き)
閲覧・意見募集期間:6年1月17日(消印有効)まで
閲覧場所:防災課(区役所西棟6階)、区政資料室(西棟2階)、区民事務所、図書館(いずれも休業日を除く)。区ホームページからもご覧になれます
意見提出方法:はがき・封書・ファクス・Eメール・閲覧場所にある意見用紙に書いて、意見提出先。ご意見には、住所・氏名(在勤・在学の方は勤務先・学校名と所在地、事業者の方は事業所名・所在地・代表者氏名)を記入。区ホームページにもご意見を書き込めます
結果の公表:
・後日、頂いたご意見(原則全文)は、区ホームページで公表するほか、ご意見とそれに対する区の考え方などは、「広報すぎなみ」や区ホームページなどで公表する予定です。ご意見の全文公表を望まない方はその旨を書き添えてください。
・住所・氏名を公表することはありません。
意見提出・問合せ:防災課防災計画担当
【FAX】3312-9402【電子メール】bosai-k@city.suginami.lg.jp
■杉並区地域防災計画 震災編(令和6年修正)(案)
◆計画の目的
区・防災関係機関が全機能を発揮し、区民の協力の下、災害対策を実施することで、区民の生命・身体・財産を災害から保護することを目的としています。
◆修正の概要
前回修正を行った3年以降の「首都直下地震等による東京の被害想定」「東京都地域防災計画 震災編」「災害対策基本法」の見直しなどに伴う修正や、この間の国・都・区の動向を計画に反映しました。
首都直下地震等による区内の被害想定(抜粋)
※冬の夕方、風速8m/sを想定。
◆主な修正
▽計画の想定地震の変更
従来の想定地震を東京湾北部地震から、4年に発表された「首都直下地震等による東京の被害想定」のうち、区での被害が最大である多摩東部直下地震に変更します。
▽災害時要配慮者の生活環境の充実
福祉救援所(※)の拡充と環境整備を推進します。また、妊産婦・乳幼児親子の避難場所を検討・確保します。
※震災救援所などでの避難生活が困難な要配慮者を臨時的・応急的に受け入れる施設。
▽帰宅困難者対策の推進
一時滞在施設が不足した場合を想定し、補助・代替施設の活用を検討するほか、帰宅困難者に対し災害情報などを多言語で提供します。
▽マンション防災の強化
マンション居住者・管理組合などに対し、自助の備え・訓練の実施などの共助の取り組みを啓発します。また、エレベーター停止対策を推進します。
▽防災拠点の運用力の向上
広域避難場所・ヘリコプター緊急離着陸場から近隣の震災救援所までの、安全な避難者誘導を実施します。
▽建物被害による二次被害の防止
発災直後のマンパワー不足を想定し、建築物の応急危険度判定の模擬訓練を実施します。また、優先して応急危険度判定を実施する区域をあらかじめ設定します。
▽飲料水・物資の供給体制の強化
道路障害物除去作業を行う協力業者の重機などで燃料が不足する場合を想定し、災害協力協定締結先の業界団体による燃料給油を調整します。
▽その他防災体制の充実
・無線システムなどによる通信網を活用して、震災救援所と保健センター・医療機関をオンラインでつなぎ、災害時における保健・医療体制の充実を目指します。
・震災時の非常用・移動電源として、シェアサイクルを確保するとともに、区が所有する電気自動車などに搭載されているバッテリーの活用を検討します。
・女性などに配慮した生活必需品・感染症対策物品の備蓄・調達を推進します。また、女性を対象とした防災リーダー養成講座を実施します。
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