■5年度決算のあらまし
5年度の決算額について右表のとおりお知らせします。
5年度の一般会計と3つの特別会計の合計歳入決算額は約3546億9097万8千円で、4年度と比べ1.4%増となりました。
また、合計歳出決算額は3401億4186万4千円で、4年度と比べ1.8%増となりました。
5年度の決算額
問合せ:会計課
■一般会計の内訳
※端数処理の関係で合計金額などが一致しない場合があります。
「令和5年度杉並区各会計歳入歳出決算書」「令和5年度区政経営報告書」は、区政資料室(区役所西棟2階)、図書館、区民事務所のほか、区ホームページでもご覧になれます。
問合せ:会計課
■5年度に実施した主な取り組み
5年度に実施した、「杉並区基本構想」に掲げる8つの分野における主な取り組みおよび「物価高騰対策」の視点に沿った主な取り組みは以下のとおりです。
なお、5年度は物価高騰対策のため、一般会計で計6回補正予算を編成し、決算額は総額約92億円となりました。
◇防災・防犯
みんなでつくる、災害に強く、犯罪を生まないまち
・耐震化・不燃化促進、狭あい道路拡幅整備・電柱セットバックの推進…1,637,467千円
・感震ブレーカー設置の加速化、スタンドパイプの追加配備…1,649千円
◇まちづくり・地域産業
多様な魅力と交流が生まれ、にぎわいのある快適なまち
・区民との対話を踏まえたまちづくりの推進…5,643千円
・グリーンスローモビリティの導入に向けた取とりくみ組…11,136千円
◇環境・みどり
気候危機に立ち向かい、みどりあふれる良好な環境を将来につなぐまち
・気候区民会議の開催に向けた検討…3,938千円
・公園等の整備…1,072,608千円
◇健康・医療
「人生100年時代」を自分らしく健やかに生きることができるまち
・がん検診の推進…696,048千円
・がん患者へのウィッグ・胸部補整具購入費等助成の実施…6,597千円
◇福祉・地域共生
すべての人が認め合い、支え・支えられながら共生するまち
・性的マイノリティに関する相談体制の拡充…675千円
・高齢者補聴器購入費助成制度の創設…15,186千円
◇子ども
すべての子どもが、自分らしく生きていくことができるまち
・子どもの権利擁護の推進…8,505千円
・学童クラブ待機児童の解消に向けた取組…449,789千円
◇学び
共に認め合い、みんなでつくる学びのまち
・ICタグシステムを活用した図書館サービスの充実…95,036千円
・旧杉並第四小学校跡地を活用した「科学の拠点」の整備・開設…475,362千円
◇文化・スポーツ
文化を育み継承し、スポーツに親しむことのできるまち
・文化・芸術活動助成の実施…8,791千円
・体育施設の計画的な改修・安全性の向上…104,109千円
◇「物価高騰対策」の視点に沿った主な取組(とりくみ)
・住民税非課税世帯等物価高騰対策支援給付金の支給…6,559,591千円
・中小企業光熱費高騰緊急対策助成金の支給…510,782千円
・子ども食堂物価高騰対策給付金の支給…1,010千円
問合せ:財政課
■一般会計 歳入・歳出決算額の推移
◇歳入決算額の推移
区の基幹的な歳入である特別区税や特別区財政交付金の増などにより、歳入は前年度と比して23億円(1.0%)の増となりました。
◇歳出決算額の推移
学校施設の改築などに伴う教育費の増や、都市計画道路の整備などに伴う都市整備費の増などにより、歳出は前年度と比して38億円(1.7%)の増となりました。
問合せ:会計課
■基金・区債残高の推移
◇主な基金残高の推移
5年度は、区の貯金にあたる主な基金について、施設整備基金を中心に差し引きで57億円積み立てました。基金残高は、コロナ禍の影響を受けた2年度を除き、増加傾向にあります。
◇区債残高の推移
問合せ:財政課
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